「ファイブオーバー モデルケース・メンタルアウト」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ファイブオーバー モデルケース・メンタルアウト - (2015/02/06 (金) 20:19:03) のソース

【種別】
ファイブオーバー

【初出】
新約11巻

【解説】
ヒメバチという奇怪な寄生蜂を模した兵器。
本体だけで4m、薄い羽を持っており、広げれば倍に届くかんとする程の大きさ。
腹部は半透明の機材となっていて、中には粘性の高い液体が満たされている。見るものが見ればまるで棺のよう。

実際には「[[超能力者>超能力者(レベル5)]]の力を工学技術で再現する機構が搭載されていない」という、ファイブオーバーとしては本末転倒的。
内部には8000方式の出力子がびっしりと並べられており、[[第五位>食蜂操祈(しょくほうみさき)]]を組み込み、第五位自身に作動させる事で、
どの出力子をどう動かすのかをモニタリングし、サンプルを取る事でファイブオーバー本来の力を発揮する事が可能。
たった一回でも本物の超能力者からサンプルを取れれば、後は無尽蔵の工業量産化が進んでいくだろうとの事。

このような試作的なものは過去からあったらしく、[[デッドロック]]が用いた[[簒奪の槍(クイーンダイバー)]]の対精神攻撃用ヘルメットもその一つ。
しかし、そこからではファイブオーバーへの道は開けなかったらしい。
技術的な問題だったのか、研究を主導していた人物らが[[不自然極まりない爆発事故>木原脳幹(きはらのうかん)]]で死亡したからなのかは不明だが、
研究は食蜂自身を解析する方針へと移行した。