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オシリスの時代 - (2018/04/01 (日) 23:53:13) のソース

【種別】
魔術概念

【元ネタ】
[[セレマ教 - Wikipedia>https://ja.wikipedia.org/wiki/セレマ]]

【初出】
十九巻

【解説】
二十二巻において、[[ベツレヘムの星]]から脱出した[[フィアンマ]]と雪山にて対峙した
[[アレイスター=クロウリー]]の口から語られた概念。
また、十九巻においても[[エイワス]]が、対[[一方通行>一方通行(アクセラレータ)]]戦で存在を示唆している。

元はアレイスター=クロウリーが主張する時代区分の一つ。
いわく「[[十字教>十字教(じゅうじきょう)]]の一強状態が続くことによる停滞の時」。
およびそれに準ずる「十字教単一支配下の法則」であり、
この領域の力を使う者はどう足掻いても次なる「[[ホルスの時代]]」の力を使う者には勝てないらしい。

実際に、ホルスの時代の存在と思われるアレイスターは
満身創痍とはいえ「第三の腕」を振るうフィアンマを簡単に下している。
また、エイワスによれば、一方通行の「黒翼」もオシリスの時代の力であるようだ。

この区分自体は「ホルスの時代」を肯定するもので、すなわち「十字教の支配体制の崩壊」を意味するのだが、
アレイスターは「[[法の書]]」を世に投じて以降、十字教の時代は既に終わったと見做している。
[[ネフテュス]]曰く、イエイツや[[メイザース>サミュエル=リデル=マクレガー=メイザース]]などと並ぶ[[黄金夜明>黄金夜明(S∴M∴)]]の中心人物だったクロウリーのこの意見は、
『黄金』系の中でもかなり過激なもので、結社の全員が支持していたわけでもなかったらしい。

【関連】
→[[イシスの時代]]
→[[ホルスの時代]]

【補足】 
時代はアイオン、アイオーンと読む。新約以降は実際にアイオーンとルビが振られている。
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