【種別】 [[魔術>魔術(まじゅつ)]] 【元ネタ】 ルビーの中でも、特に深く透明な濃い赤色をしたもの。 日本ではミャンマー産で最高品質の基準を満たしたものを指す。 [[Wikipedia - ピジョン・ブラッド>https://ja.wikipedia.org/wiki/ピジョン・ブラッド]] [[Wikipedia - ルビー>https://ja.wikipedia.org/wiki/ルビー]] 【初出】 新約十九巻 【解説】 [[A・O・フランキスカ]]こと、[[烏丸府蘭>烏丸府蘭(からすまふらん)]]の頭頂部に埋め込まれていた宝石。 [[アレイスター=クロウリー]]の見立てにより、最高品質のルビーであるピジョン・ブラッドと看破された。 アレイスターがかつて行った召喚実験の折、 かの悪魔は三羽の鳩の血でもって描かれた陣の中より現れた、という点を準えたのか、 府蘭の頭部にも3つの宝石が埋め込まれており、子供の落書きのような顔を作っている。 頭部に埋め込むのは「女の髪には魔が宿る」という民間伝承に由来する。 [[ローラ=スチュアート]]の直属であった府蘭は、 ローラに憑依している[[コロンゾン]]とも接触があったということでもあり、 その際に自由に使える手駒としてコロンゾンが埋め込んだと思われる。 府蘭自身、自覚は全く無く[[A・O・フランキスカ]]や[[ミメティックプレデター]]といった要素は、府蘭の必死の抵抗でありヒントでもあった。 [[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]は『[[大熱波]]』の前後から府蘭と出会っているが、 常にウサギパーカーのフードを被っていたため後頭部を見る機会がなく、気付く事が出来なかった。 A・O・フランキスカがアレイスターに敗れた際に『[[霊的蹴たぐり]]』によるガンマナイフで切除され、 府蘭の肉体からコロンゾンの霊媒(アバター)としての機能は失われた。 ----