【初出】
新約十九巻
「アレイスターがかつて行った召喚実験の折、
かの悪魔は三羽の鳩の血でもって描かれた陣の中より現れた」という点を準えたのか、
府蘭の頭部にも3つの宝石が埋め込まれており、子供の落書きのような顔を作っている。
頭部に埋め込むのは「女の髪には魔が宿る」という民間伝承に由来する。
ローラ=スチュアートの直属であった府蘭は、ローラに憑依しているコロンゾンとも接触があったということでもあり、
その際に自由に使える手駒としてコロンゾンが埋め込んだと思われる。
府蘭自身自覚は全く無く、
A・O・フランキスカや
ミメティックプレデターといった要素は、府蘭の必死の抵抗でありヒントでもあった。
上条当麻は『
大熱波』の前後から府蘭と出会っているが、
常にウサギパーカーのフードを被っていたため後頭部を見る機会がなく、気付く事が出来なかった。
A・O・フランキスカがアレイスターに敗れた際に『
霊的蹴たぐり』によるガンマナイフで切除され、
府蘭の肉体からコロンゾンの霊媒(アバター)としての機能は失われた。
最終更新:2025年08月24日 18:56