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「ウィリアム=オルウェル」(2023/08/09 (水) 12:39:08) の最新版変更点
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【種別】
人名
【元ネタ】
「1984年」や「動物農場」などで有名な、
社会制度の矛盾や恐怖を鋭く描いたイギリスの小説家[[ジョージ・オーウェル>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB]]か。
【初出】
アックアとしては十三巻
本名は十六巻にて判明
【CV】
東地 宏樹
#contents
*【概要】
イングランド地方出身の傭兵で、元『[[神の右席>神の右席(かみのうせき)]]』の一員。
魔術師としての[[魔法名>魔法名(まほうめい)]]は「[[その涙の理由を変える者(Flere210)]]」。
[[聖人>聖人(せいじん)]]と神の右席、2つの力を併せ持つ怪物。
*【人物】
外見は長身に筋骨隆々の茶髪白人。
青系の長袖シャツを中心に、ゴルフウェアを連想させるスポーティな格好。
その体躯・格好と合わせて、静かで揺るぎない雰囲気を放つ。
[[聖人>聖人(せいじん)]]の一人でもあり、
その強大な力をもって、「[[占星施術旅団>占星施術旅団(せんせいせじゅつりょだん)]]援護」、
「[[オルレアン騎士団]]殲滅戦」、「[[英国第三王女>ヴィリアン]]救出作戦」など、多くの激戦を潜り抜けた凄腕。
また、眼前の問題全てを暴力で解決する訳ではなく、医療設備の乏しい紛争地域では医療に応用できる薬草の知識を伝えて死亡率を軽減したり、飢えに苦しむ村ではその地方では食用に使われていないゴボウの調理方法を教えたりなど、戦闘以外でも活躍しており、一部には『賢者』とまで呼ばれているとか。
その高潔な行いから信望は高く、一時は[[英国]]『[[騎士派]]』の騎士に任命されそうにもなっていた。
結局はその誘いを断り[[盾の紋章>盾の紋章(エスカッシャン)]]の破棄を頼んで英国を去ったが、
職人の元に作成をキャンセルされた品の注文書が残されていた事からも彼の持っていた人望の高さが伺える。
その経歴から、[[テッラ]]には「元騎士の貴族様」と揶揄されるが、
自身は「傭兵崩れのごろつき」と嘯く。
なお、傭兵時代の経験から培った戦闘技術のことを「傭兵の流儀(ハンドイズダーティ)」と自称している。
無口で己を語らないが、彼の信念は盾の紋章に込められており、英国の完全な調和を目指し動いている。
[[騎士団長>騎士団長(ナイトリーダー)]]とは立場・身分を超えた友人関係にあった。
「英国第三王女救出作戦」の後にイギリスを出奔。
その後、[[ローマ正教]]内の組織、『[[神の右席>神の右席(かみのうせき)]]』に所属し、後方の[[アックア]]と名乗ることになる。
しかし、その行動指針は揺らいでおらず、あくまで右席となったのは『手段』の一つでしかないようだ。
神の右席としては比較的新参の立ち位置であり、数年ほど前に加入したようだ。
そのため、ローマ正教の暗部の深部までは聞かされていないらしい。
良くも悪くも「立ち位置に囚われず、世界で起こっている騒乱を最小被害で食い止める」為に行動する人物といえる。
*【能力】
聖人特有の圧倒的な身体能力と長年培った戦闘技術で、
全長5mを超す巨大な金属棍棒(メイス)や、3m越えの剣の[[霊装>霊装(れいそう)]][[アスカロン]]といった怪物サイズの武器を自由自在に振り回す。
彼は『神の子』の他に『聖母』の身体的特徴も併せもつ『特別な聖人』で、二重聖人とでも呼ぶべき存在。
つまり単純計算で、神裂ら普通の聖人の二倍もの力が内包されている。
ただし、二重の加護から得る莫大な力は非常に制御が困難であり、
通常の聖人に比べ『処刑』に代表される「聖人の弱点」に極端に弱くなってしまっている。
(普通の聖人である[[神裂火織>神裂火織(かんざきかおり)]]には通じない、
「有刺鉄線を用いて即興で作られたチャチな刺殺の象徴」ですら、力の制御に影響してしまうほど。)
神の右席の能力としては『[[神の力>神の力(ガブリエル)]]』の性質を持ち、受胎告知との関係から『[[聖母の慈悲]]』を行使できる。
これは「あらゆる約束や束縛、条件を無効化する」という能力であり、
神の右席が使えない通常の人間用魔術も使用することができるようになる。
更に「聖人は与えられた力の一端しか扱えない」という束縛を無くし、聖人の力を常時100%発揮することが可能。
彼は上述の通り「二重聖人」であるため、実質200%もの力を引き出していることとなる。
もちろん神の右席として得た『[[神の力>神の力(ガブリエル)]]』の力と特性も加えているため、掌握している力の総量は200%を軽く超えている。
魔術の腕前も世界トップクラスであり、
直径2キロの範囲で質量5000トンの水を一滴残らず掌握し、それを宙に浮かせ自在に操る。
さらに操った水で空中に複雑怪奇な[[魔法陣>魔法陣(まほうじん)]]を形成し、
20m近い水柱のハンマーや30m近い複数の水の槍、
様々な角度から襲いかかる水の尾、ボール状の巨大な水塊などの様々な攻撃術式で敵を圧倒する。
さらに『聖母の慈悲』の効果で、水の三態を操る[[ルーン魔術]]や、靴底と路面の間に水を張り滑るように高速移動する魔術、「[[人払い>人払い(Opila)]]」といった人間用の魔術も使用できる。
他にも、自身の影の中にメイスを収納し自由に出し入れすることが可能。
魔術知識も豊富で世界中の多種多様な術式に精通しており、
神裂の「[[唯閃>唯閃(ゆいせん)]]」の理論にも真っ向から的確に対応した。
まとめると、
・生まれつき普通の聖人の2倍の力を持つ。
・更に莫大過ぎて与えられた内の一端しか使いこなせないその力を常に100%(実質200%)発揮できる。
・神の右席として『[[神の力>神の力(ガブリエル)]]』の力と特性も獲得している。
・その特性により「あらゆるデバフや能力の条件を無効化出来る」という天使クラスの魔術を習得している。
・この効果で神の右席は使えないはずの「通常魔術」も使用することができる。
・その通常魔術の技量も聖人補正抜きで世界トップクラス。
・長年戦場で戦闘経験を積み武器の扱いは達人級。
・知識や語学、戦術眼といった頭の良さ、センスも天才的。
・高潔な精神と揺るぎない信念を持つ人格者。
...という、人間としての才能をおおよそ全て兼ね備えた完璧超人。
その圧倒的な戦闘力は、相対した神裂をして「[[天使]]にすら匹敵する」と評している。
*【作中での行動】
[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]に奇襲を仕掛けた[[ヴェント]]が敗れたため、回収のために上条の前に現れる。
その際自身が聖人であることを告げ、上条に無謀な戦いを挑まぬよう警告する。
[[バチカン]]に帰還後は[[教皇>マタイ=リース]]、[[テッラ]]とともに次の手を話し合う。
テッラの[[C文書]]を使った作戦には苦言を呈するが、特に意見は通さず引き下がる。
しかし帰還したテッラから術式のために一般人を犠牲にしていることを聞き、一瞬にして処刑。
教皇に自身が打って出ることを告げる。
果たし状とテッラの遺体をイギリス清教に送りつけ、
『[[ローマ正教]]と[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]の全面戦争』を阻止するべく
[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の[[幻想殺し>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]を破壊しに単身現われる。
この際は神裂や[[天草式>天草式十字凄教(あまくさしきじゅうじせいきょう)]]、上条を同時に相手取っても尚、涼しい顔で叩き潰す圧倒的な力を見せつけた。
激戦の末、天草式の切り札たる『[[聖人崩し>聖人崩し(せいじんくずし)]]』をその身に受け、
自身の力が一瞬制御不能になり敗北。
その保有する大きな力の影響で大爆発を引き起こした。
もっとも、これはあくまで暴走する力を切り離して体外に放出した為に起きた事であり、
本人は聖人の力こそ減衰したものの、学園都市より無事に脱出している。
しかし力の放出の影響は大きく、
一時的に並みの聖人レベルにまで力が落ち、水の魔術の使用も万全には行えない状態となっている。
[[キャーリサ]]の『英王国全土を揺るがすクーデター』が発生した際には、それを停めるべく、
[[アスカロン]]を手にキャーリサ派及び[[カーテナ>カーテナ=オリジナル]]の無力化に奔走した。
全ての元凶が右方の[[フィアンマ]]であると理解したため、上条を再度狙うこともなくなっており、
同じく組織を離れたヴェントと連携しつつ、自由な傭兵として行動を続けている。
その後、フィアンマを追いロシアに潜入したところで、[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]たちの戦闘に遭遇。
[[滝壺理后>滝壺理后(たきつぼりこう)]]と集落の人々を守るべく奮戦した彼らに、
自らの魔法名に通じるものを見て、助太刀をした。
この際周囲に水を漂わせていることが伺えるため、
[[ブリテン・ザ・ハロウィン]]時よりは万全に近づいているようだ。
しかし、戦闘の最中、フィアンマが大天使[[ミーシャ>ミーシャ=クロイツェフ]]を召喚。
圧倒的な力をもつミーシャを弱体化させるため、莫大な[[テレズマ>天使の力(テレズマ)]]に干渉し、
同一の属性を持つ自分の身にその力を限界以上に取り込んだ。
様々な要因が重なったことで大天使は撃破されたものの、
そのダメージによって聖人の力も失い、並の魔術も満足に使えないほど満身創痍の状態になってしまった。
*【口調】
一人称は「私」。
語尾に「~である」を多用する。
例)「―――貴様の前にはいくつかの選択肢があったはずである」
----
【種別】
人名
【元ネタ】
「1984年」や「動物農場」などで有名な、
社会制度の矛盾や恐怖を鋭く描いたイギリスの小説家[[ジョージ・オーウェル>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB]]か。
【初出】
アックアとしては十三巻
本名は十六巻にて判明
【CV】
東地 宏樹
#contents
*【概要】
イングランド地方出身の傭兵で、元『[[神の右席>神の右席(かみのうせき)]]』の一員。
魔術師としての[[魔法名>魔法名(まほうめい)]]は「[[その涙の理由を変える者(Flere210)]]」。
[[聖人>聖人(せいじん)]]と神の右席、2つの力を併せ持つ怪物。
*【人物】
外見は長身に筋骨隆々の茶髪白人。
青系の長袖シャツを中心に、ゴルフウェアを連想させるスポーティな格好。
その体躯・格好と合わせて、静かで揺るぎない雰囲気を放つ。
[[聖人>聖人(せいじん)]]の一人でもあり、
その強大な力をもって、「[[占星施術旅団>占星施術旅団(せんせいせじゅつりょだん)]]援護」、
「[[オルレアン騎士団]]殲滅戦」、「[[英国第三王女>ヴィリアン]]救出作戦」など、多くの激戦を潜り抜けた凄腕。
また、眼前の問題全てを暴力で解決する訳ではなく、医療設備の乏しい紛争地域では医療に応用できる薬草の知識を伝えて死亡率を軽減したり、飢えに苦しむ村ではその地方では食用に使われていないゴボウの調理方法を教えたりなど、戦闘以外でも活躍しており、一部には『賢者』とまで呼ばれているとか。
その高潔な行いから信望は高く、一時は[[英国]]『[[騎士派]]』の騎士に任命されそうにもなっていた。
結局はその誘いを断り[[盾の紋章>盾の紋章(エスカッシャン)]]の破棄を頼んで英国を去ったが、
職人の元に作成をキャンセルされた品の注文書が残されていた事からも彼の持っていた人望の高さがうかがえる。
その経歴から、[[テッラ]]には「元騎士の貴族様」と揶揄されるが、
自身は「傭兵崩れのごろつき」と嘯く。
なお、傭兵時代の経験から培った戦闘技術のことを「傭兵の流儀(ハンドイズダーティ)」と自称している。
無口で己を語らないが、彼の信念は盾の紋章に込められており、英国の完全な調和を目指し動いている。
[[騎士団長>騎士団長(ナイトリーダー)]]とは立場・身分を超えた友人関係にあった。
「英国第三王女救出作戦」の後にイギリスを出奔。
その後、[[ローマ正教]]内の組織、『[[神の右席>神の右席(かみのうせき)]]』に所属し、後方の[[アックア]]と名乗ることになる。
しかし、その行動指針は揺らいでおらず、あくまで右席となったのは『手段』の一つでしかないようだ。
神の右席としては比較的新参の立ち位置であり、数年ほど前に加入したようだ。
そのため、ローマ正教の暗部の深部までは聞かされていないらしい。
良くも悪くも「立ち位置に囚われず、世界で起こっている騒乱を最小被害で食い止める」為に行動する人物といえる。
*【能力】
聖人特有の圧倒的な身体能力と長年培った戦闘技術で、
全長5mを超す巨大な金属棍棒(メイス)や、3m越えの剣の[[霊装>霊装(れいそう)]][[アスカロン]]といった怪物サイズの武器を自由自在に振り回す。
彼は『神の子』の他に『聖母』の身体的特徴も併せもつ『特別な聖人』で、二重聖人とでも呼ぶべき存在。
つまり単純計算で、神裂ら普通の聖人の二倍もの力が内包されている。
ただし、二重の加護から得る莫大な力は非常に制御が困難であり、
通常の聖人に比べ『処刑』に代表される「聖人の弱点」に極端に弱くなってしまっている。
(普通の聖人である[[神裂火織>神裂火織(かんざきかおり)]]には通じない、
「有刺鉄線を用いて即興で作られたチャチな刺殺の象徴」ですら、力の制御に影響してしまうほど。)
神の右席の能力としては『[[神の力>神の力(ガブリエル)]]』の性質を持ち、受胎告知との関係から『[[聖母の慈悲]]』を行使できる。
これは「あらゆる約束や束縛、条件を無効化する」という能力であり、
神の右席が使えない通常の人間用魔術も使用することができるようになる。
更に「聖人は与えられた力の一端しか扱えない」という束縛を無くし、聖人の力を常時100%発揮することが可能。
彼は上述の通り「二重聖人」であるため、実質200%もの力を引き出していることとなる。
もちろん神の右席として得た『[[神の力>神の力(ガブリエル)]]』の力と特性も加えているため、掌握している力の総量は200%を軽く超えている。
魔術の腕前も世界トップクラスであり、
直径2キロの範囲で質量5000トンの水を一滴残らず掌握し、それを宙に浮かせ自在に操る。
さらに操った水で空中に複雑怪奇な[[魔法陣>魔法陣(まほうじん)]]を形成し、
20m近い水柱のハンマーや30m近い複数の水の槍、
様々な角度から襲いかかる水の尾、ボール状の巨大な水塊などの様々な攻撃術式で敵を圧倒する。
さらに『聖母の慈悲』の効果で、水の三態を操る[[ルーン魔術]]や、靴底と路面の間に水を張り滑るように高速移動する魔術、「[[人払い>人払い(Opila)]]」といった人間用の魔術も使用できる。
他にも、自身の影の中にメイスを収納し自由に出し入れすることが可能。
魔術知識も豊富で世界中の多種多様な術式に精通しており、
神裂の「[[唯閃>唯閃(ゆいせん)]]」の理論にも真っ向から的確に対応した。
まとめると、
・生まれつき普通の聖人の2倍の力を持つ。
・更に莫大過ぎて与えられた内の一端しか使いこなせないその力を常に100%(実質200%)発揮できる。
・神の右席として『[[神の力>神の力(ガブリエル)]]』の力と特性も獲得している。
・その特性により「あらゆるデバフや能力の条件を無効化出来る」という天使クラスの魔術を習得している。
・この効果で神の右席は使えないはずの「通常魔術」も使用することができる。
・その通常魔術の技量も聖人補正抜きで世界トップクラス。
・長年戦場で戦闘経験を積み武器の扱いは達人級。
・知識や語学、戦術眼といった頭の良さ、センスも天才的。
・高潔な精神と揺るぎない信念を持つ人格者。
...という、人間としての才能をおおよそ全て兼ね備えた完璧超人。
その圧倒的な戦闘力は、相対した神裂をして「[[天使]]にすら匹敵する」と評している。
*【作中での行動】
[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]に奇襲を仕掛けた[[ヴェント]]が敗れたため、回収のために上条の前に現れる。
その際自身が聖人であることを告げ、上条に無謀な戦いを挑まぬよう警告する。
[[バチカン]]に帰還後は[[教皇>マタイ=リース]]、[[テッラ]]とともに次の手を話し合う。
テッラの[[C文書]]を使った作戦には苦言を呈するが、特に意見は通さず引き下がる。
しかし帰還したテッラから術式のために一般人を犠牲にしていることを聞き、一瞬にして処刑。
教皇に自身が打って出ることを告げる。
果たし状とテッラの遺体をイギリス清教に送りつけ、
『[[ローマ正教]]と[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]の全面戦争』を阻止するべく
[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の[[幻想殺し>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]を破壊しに単身現われる。
この際は神裂や[[天草式>天草式十字凄教(あまくさしきじゅうじせいきょう)]]、上条を同時に相手取っても尚、涼しい顔で叩き潰す圧倒的な力を見せつけた。
激戦の末、天草式の切り札たる『[[聖人崩し>聖人崩し(せいじんくずし)]]』をその身に受け、
自身の力が一瞬制御不能になり敗北。
その保有する大きな力の影響で大爆発を引き起こした。
もっとも、これはあくまで暴走する力を切り離して体外に放出した為に起きた事であり、
本人は聖人の力こそ減衰したものの、学園都市より無事に脱出している。
しかし力の放出の影響は大きく、
一時的に並みの聖人レベルにまで力が落ち、水の魔術の使用も万全には行えない状態となっている。
[[キャーリサ]]の『英王国全土を揺るがすクーデター』が発生した際には、それを停めるべく、
[[アスカロン]]を手にキャーリサ派及び[[カーテナ>カーテナ=オリジナル]]の無力化に奔走した。
全ての元凶が右方の[[フィアンマ]]であると理解したため、上条を再度狙うこともなくなっており、
同じく組織を離れたヴェントと連携しつつ、自由な傭兵として行動を続けている。
その後、フィアンマを追いロシアに潜入したところで、[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]たちの戦闘に遭遇。
[[滝壺理后>滝壺理后(たきつぼりこう)]]と集落の人々を守るべく奮戦した彼らに、
自らの魔法名に通じるものを見て、助太刀をした。
この際周囲に水を漂わせていることがうかがえるため、
[[ブリテン・ザ・ハロウィン]]時よりは万全に近づいているようだ。
しかし、戦闘の最中、フィアンマが大天使[[ミーシャ>ミーシャ=クロイツェフ]]を召喚。
圧倒的な力をもつミーシャを弱体化させるため、莫大な[[テレズマ>天使の力(テレズマ)]]に干渉し、
同一の属性を持つ自分の身にその力を限界以上に取り込んだ。
様々な要因が重なったことで大天使は撃破されたものの、
そのダメージによって聖人の力も失い、並の魔術も満足に使えないほど満身創痍の状態になってしまった。
*【口調】
一人称は「私」。
語尾に「~である」を多用する。
例)「―――貴様の前にはいくつかの選択肢があったはずである」
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