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【種別】 [[霊装>霊装(れいそう)]] 【元ネタ】 北欧神話。 本編で語られていた通り、 [[雷神トール>トール]]がある戦いにおいて、女巨人グリーズ(グリズ、グリッドとも)から道具を借りたエピソードを基にしている。 借り受けたのはグリダヴォル(Grídarvöl)という杖、ヤールングレイプル(Járngreipr)という一対の鉄の手袋、 メギンギョルズ(Megingjörð)という力帯の三点セット。 ちなみにグリダヴォルというのは「グリーズの杖」という意味。 [[Wikipedia- トール>http://ja.wikipedia.org/wiki/トール]] [[Wikipedia- グリーズ>http://ja.wikipedia.org/wiki/グリーズ]] 【初出】 十七巻 【解説】 『[[新たなる光]]』が製造した、[[北欧神話>北欧神話(ほくおうしんわ)]]の伝承を基とした霊装。 メンバー全員が所持しているため、最低で4本存在する。 形状的には1,5メートル前後の金属シャフト製の槍。 太いシャフトの中に細いシャフトを収納できるようにすることで携帯性を増している。 先端には40センチ程の刃が上段に3本、下段に1本取り付けられ、 槍の下端に取り付けられた自転車のブレーキのようなレバーを操作することで開閉できる仕組みになっている。 刃を開いた状態はまるで4本指の掌のようであり、 閉じることで実際に『粉塵』や『炎』といった不定形のものを『掴み取る機能』を持つ。 『新たなる光』の面々は全員が華奢な女の子のため、 トールの力を得ようにも、雷の大槌[[ミョルニル>雷神の槌(ミョルニル)]]を解析した霊装ではヘビーすぎて扱いづらい。 そのため「一度だけ『女巨人』から武器を借りた」という逸話を分析し、 ミョルニルとは別の方面からトールの力を再現したのがこの霊装である。 彼女らはトールの本質を『農耕神』と位置付け、雷撃は自然を司る神が持つ天候制御能力と解釈しており、 雷撃のような「攻撃的な能力」以外の農耕神の力を振るうための武器として『鋼の手袋』を用意した。 一方で女巨人が提供した3点の道具はそれぞれ、 「腕力を増強させる力帯」「極めて巨大な破壊力を生む鉄の棍棒」「鉄の手袋」 として捉えている。 「鉄の手袋」だけは神話内での役割が不明瞭だが、 『新たなる光』のメンバーは『高威力の霊装を正確に操るためのインターフェース』として解釈している。 霊装名の『鋼の手袋』はその形状と合わせ、ここから取っているのだろう。 そして、ここまでで挙げた神話上の特性や『新たなる光』メンバーの体格などを考慮し、 「何なら、全部まとめたワンセットの霊装を用意したほうが楽じゃない?」 という思想の元、全ての機能を統合したのがこの霊装の正体である。 作中でも実際にこの装備1つで、 ・「怪力の加護」 ・「不定形のものを『掴み取る』」 ・「『[[知の角杯>知の角杯(ギャッラルホルン)]]』を加えることで雷撃を操る」 という多彩な機能を発揮している。 更に、パーツ・バランスの調整によって新たな機能を追加することも可能であり、 ロシアで上条に合流した[[レッサー]]は、 『赤いレーザー光のようなものが飛び出し、それに当たった物を遠隔からでも掴み取って振り回せる』 機能を追加していた。 遠隔操作でありながら高度1万メートルを飛翔する[[音速爆撃機>HsB-02]]を苦もなく捕らえるという高性能化であった。 しかし、[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の作戦に説明無く使用されて地面を3キロほど音速で引き摺られて大破。 改造の際のデータは記録されていなかったためにバランス・調整の再現も不可能。 結果、修繕こそ出来たものの、通常仕様に戻ってしまった。 ----
【種別】 [[霊装>霊装(れいそう)]] 【元ネタ】 北欧神話。 本編で語られていた通り、 [[雷神トール>トール]]がある戦いにおいて、女巨人グリーズ(グリズ、グリッドとも)から道具を借りたエピソードを基にしている。 借り受けたのはグリダヴォル(Grídarvöl)という杖、ヤールングレイプル(Járngreipr)という一対の鉄の手袋、 [[メギンギョルズ>メギンギョルズの帯]](Megingjörð)という力帯の三点セット。 ちなみにグリダヴォルというのは「グリーズの杖」という意味。 [[Wikipedia- トール>http://ja.wikipedia.org/wiki/トール]] [[Wikipedia- グリーズ>http://ja.wikipedia.org/wiki/グリーズ]] 【初出】 十七巻 【解説】 『[[新たなる光]]』が製造した、[[北欧神話>北欧神話(ほくおうしんわ)]]の伝承を基とした霊装。 メンバー全員が所持しているため、最低で4本存在する。 形状的には1,5メートル前後の金属シャフト製の槍。 太いシャフトの中に細いシャフトを収納できるようにすることで携帯性を増している。 先端には40センチ程の刃が上段に3本、下段に1本取り付けられ、 槍の下端に取り付けられた自転車のブレーキのようなレバーを操作することで開閉できる仕組みになっている。 刃を開いた状態はまるで4本指の掌のようであり、 閉じることで実際に『粉塵』や『炎』といった不定形のものを『掴み取る機能』を持つ。 『新たなる光』の面々は全員が華奢な女の子のため、 トールの力を得ようにも、雷の大槌[[ミョルニル>雷神の槌(ミョルニル)]]を解析した霊装ではヘビーすぎて扱いづらい。 そのため「一度だけ『女巨人』から武器を借りた」という逸話を分析し、 ミョルニルとは別の方面からトールの力を再現したのがこの霊装である。 彼女らはトールの本質を『農耕神』と位置付け、雷撃は自然を司る神が持つ天候制御能力と解釈しており、 雷撃のような「攻撃的な能力」以外の農耕神の力を振るうための武器として『鋼の手袋』を用意した。 一方で女巨人が提供した3点の道具はそれぞれ、 「腕力を増強させる力帯」「極めて巨大な破壊力を生む鉄の棍棒」「鉄の手袋」 として捉えている。 「鉄の手袋」だけは神話内での役割が不明瞭だが、 『新たなる光』のメンバーは『高威力の霊装を正確に操るためのインターフェース』として解釈している。 霊装名の『鋼の手袋』はその形状と合わせ、ここから取っているのだろう。 そして、ここまでで挙げた神話上の特性や『新たなる光』メンバーの体格などを考慮し、 「何なら、全部まとめたワンセットの霊装を用意したほうが楽じゃない?」 という思想の元、全ての機能を統合したのがこの霊装の正体である。 作中でも実際にこの装備1つで、 ・「怪力の加護」 ・「不定形のものを『掴み取る』」 ・「『[[知の角杯>知の角杯(ギャッラルホルン)]]』を加えることで雷撃を操る」 という多彩な機能を発揮している。 更に、パーツ・バランスの調整によって新たな機能を追加することも可能であり、 ロシアで上条に合流した[[レッサー]]は、 『赤いレーザー光のようなものが飛び出し、それに当たった物を遠隔からでも掴み取って振り回せる』 機能を追加していた。 遠隔操作でありながら高度1万メートルを飛翔する[[音速爆撃機>HsB-02]]を苦もなく捕らえるという高性能化であった。 しかし、[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の作戦に説明無く使用されて地面を3キロほど音速で引き摺られて大破。 改造の際のデータは記録されていなかったためにバランス・調整の再現も不可能。 結果、修繕こそ出来たものの、通常仕様に戻ってしまった。 ----

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