幼い頃の事故の後遺症から、モノの壊れやすい線―――「死の線」を見る能力を持った主人公、遠野志貴。 事故から八年の間預けられていた親類の家を離れ、志貴は実家へと戻る事となる。 そこで彼を待っていたのは、すでに他人のような妹と二人の使用人だった。古びた洋館での慣れない暮らしに戸惑いながら、志貴と少女達の新しい生活が始まる。 時を同じくして多発する猟奇殺人事件。その被害者は一様に全身の血液を抜かれていた。 ある出来事がきっかけとなり、志貴は「[[吸血鬼]]」達の壮絶な戦いに巻き込まれていく事となる――― 純白の吸血鬼は微笑む。 「私を殺した責任、とってもらうからね」 ―公式紹介より抜粋―