【名前】屋布笑治(やしき わらじ)
【性別】男
【所属】化学/獣耳衆
【能力】恒温保存(インキュベータ) レベル1
【能力説明】
自らの体温を一定に保ち続ける能力。
極寒の中で全裸で放り込まれても平気なのだが、気温が自分の体温より低い状況下でしか使えない。
猛暑の中ではそのまま体温も上がる。また、風邪を引いたりすると演算し辛くなって能力が使えない。
初春の定温保存と似ているが、彼の場合は自分の体温限定で触れた物の温度を保ったりは出来ない。
語源は「恒温器・孵卵器」を意味する英語から。
【概要】
小川原高校付属中学校の1年生で獣耳衆《ケモミミスタ》のメンバー。異端とも言われるゾウミミ派の長。
異端と言われているが、忌み嫌われているわけではなく、メンバーが少ないだけ。
彼はアフリカゾウの耳にこだわっているが、別にアジアゾウの耳が好きな人でもwelcome。尻尾と鼻は各自の自由。
(そもそもアフリカ派・アジア派に分裂するほどゾウミミ派は多くない。)
性格は能天気で昼行燈でいつも幸せそうな顔をしており、精神年齢が幼稚園児~小学校低学年レベル。
自分の身体と同等かそれ以上に大きいゾウミミをコートの様に体に巻き付けて「えへへ~」と笑みを浮かべている。
その姿は一部の獣耳衆の女性メンバーの母性本能を、男性メンバーの父性本能を目覚めさせたが、ゾウミミに抵抗があってゾウミミ派に入る人は少ない。
ゾウミミ派が少ないことから活動は他の派閥とセットであることが多い。
穏和な性格から想像できないが、大人数を動かす指揮官としての才能を持っており、指揮能力は軍隊蟻の
樫閑恋嬢と同格。
チェスや将棋などのボードゲームも強く、今のところ711戦中710勝1敗。
ちなみにその1敗は樫閑との将棋対決であり、最後の一手まで互いに勝敗が読めなかった超接戦。
二代目樫閑として長点上機から既に目を付けられており、既に彼の受け入れ体制を整えているらしい。
将棋の相手をした樫閑からは「敵に廻すと恐ろしい。」「次に戦ったら負けるかもしれない。」と指揮能力という点で実力を認めた数少ない人物。
ただし、本人はそんな事実に無自覚であり、その才能も獣耳衆のテロ(?)活動でしか発揮されない。
大きな派閥がゾウミミ派を重宝するのはこのため。
【特徴】
黒髪黒眼の少年で、どう見ても小学生にしか見えない小柄な体型。髪は目元が隠れるぐらいの長さ
円らな瞳で小動物の様な顔立ちをしている。
自分の身体と同等かそれ以上に大きいゾウミミの付いたカチューシャを頭につけ、耳を身体に巻きつけているため、灰色のコートを着ているように見える。
中の服装は至って普通。強いて言うなら、子供っぽい。
【台詞】
「えへへ~」と笑みを浮かべるのが特徴。人の名前はひらがな表記
「えへへ~。ゾウさんの耳に包まれると温かいよ~。」
「かしひまさん強かったな~。機会があれば、もう一度やりたいよ。」
「この通路はわざと逃げ道として開けておいた方が誘導し易いです。逃げきれたと思って油断したところで一網打尽にミミを付けましょう。あ、ゾウミミも忘れないで下さい。」
【SS使用条件】
ご自由に