【名前】樫閑恋嬢(かしひま れんじょう)
【性別】女
【所属】科学
【能力】レベル0
【能力説明】
完全なレベル0というわけではなく、0.3ぐらいには能力の兆候が見られる。
その
パターンから、透視能力などの眼に関わる能力だと予測されている。
【概要】
第5学区を主に活動しているスキルアウト「
軍隊蟻(アーミーアンツ)」のナンバー3。
寅栄瀧麻、
仰羽啓靖に代わって、メンバーに具体的な指令を出して人員を動かす「指揮官」としての役割を持つ。
名前のせいで周囲(寅栄、仰羽を除く)からは「お嬢」と呼ばれているが、本人は「姐御」と呼ばせたいらしい。しかし、彼女を姐御と呼んでくれるのは
壱里咏寧だけで、他のメンバーはほとんどが「お嬢」か「樫閑さん」。
小学生の頃までは外部の学校に通っており、中学生の時に学園都市内部の学校に通い始める。
軍事指揮官など、人を動かす天才であり、その才能で
長点上機学園に入学、クラス委員を務めている。1年生である。
しかし、学園都市の超能力・レベル至上主義に不満を募らせ、更に長点上機学園の才能至上主義に反発を抱いた結果、不満が爆発。非行に奔ろうとした際に寅栄、仰羽と出会い、軍隊蟻に入る。
軍隊蟻で自分の居場所を見つけ、以降、学校以外の場では彼らと行動を共にする。
軍隊蟻にいることはクラスでも周知の事実であり、それが原因で周囲からは避けられているが、極僅かながら友人と呼べる間柄の人間もいる。
学園側は軍隊蟻のメンバーを動かすことが彼女の指揮能力の向上と考えており、彼女の行動を黙認、時には彼女に試練を与えるために暗躍したりしている(らしい)。
普段は委員長な感じの性格だが、キレると寅栄、仰羽でも手がつけられないほど荒れた性格になり、口から有りっ丈の罵詈雑言を吐き捨てる。
そのため、学園都市中のスキルアウト達に「怒れる女王蟻」という不名誉な二つ名を与えられる。
寅栄の生き方に憧れを抱いているが、あくまで憧れであって恋愛感情では無い。
また、熱苦しい仰羽のことは苦手であるが、彼の頭脳と戦闘力、人格には信頼を寄せている。
また、自身も銃器を扱えるため、指揮能力と共に暗部では即戦力となり得る人材である。
【特徴】
黒髪のストレートロングだが、毛先にウェーブをかけている。水色縁の角眼鏡をかけている。
端正な顔立ちでそこそこの美人だが、軍隊蟻にいるせいでナンパされることが無く、本人は自覚なし。
だが、脚線美に自信はあるらしい。
私服のセンスがとても酷く、メンバーから「制服でいてくれ!」と総土下座で懇願されたため、軍隊蟻と行動を共にしている時でも長点上機学園の制服を着ている。――――が、隙あらば私服を着ようとする。
【台詞】
「その時、思ったんだよね。『ああ。こいつらって、私の才能しか見てないんだね』って」
「陽動班は敵の第一次防衛ラインを突破後、第二次防衛ラインで戦線を維持、別働隊の準備が終わり次第、不利になった振りをして第一次まで撤退。敵が攻勢に―――って、誰よ。『お嬢がダジャレ言ってるぜ』とか言って笑ってるの」
「ああ!?出来るか・出来ないかの問題じゃねぇ!!『やれ』っつてんだよ!!」
「てめぇの選択肢は“Yes or Die”の二択だ!!」
【SSでの扱い】
好きに使ってください。