【名前】ディムナ=ハーリング
【性別】男
【所属】魔術
【能力】継承の青串槍(ビルガ)、鮭の恩恵
【能力説明】
「継承の青串槍(ビルガ)」

ケルト神話に登場するフィン・マックールが扱う、彼の父に恩のある騎士から受け継いだ槍のレプリカ。全長170cmの青い槍。
「太陽の火と月の秘力が鍛えこまれて月光のように青く輝き、袋を被せておかないと勝手に血を吸おうとする獰猛な槍」という逸話がある。
このことから「継承の青串槍」には「太陽の火」からはプロミネンスの如き業火を、「月の秘力」からは月が昔狂気の象徴だったことから相手一人の精神を不安定にさせ、「血を吸おうとした」ことから一度でも刃が相手に触れれば派手に出血させる効果を持つ。血液に触れれば吸血し、吸った血液は術者の魔力に還元される。
またそんな「ビルガ」を収めたこの袋は対象を鎮静させる能力を持つ。


「鮭の恩恵」

フィンが持つ特殊能力を疑似的に再現した魔術で魔力を込めた鮭の油を親指に付けることで発動を可能にしている。
具体的な能力は親指をなめることで自分が知っていることに対しての知恵、僅かながらのヒントを得ることが出来る。逆に自分が知らないことに関しては無力だし聖人に対しても知恵やヒントが得られても肉体がついていけない。
知識を得ていてもその知識が記憶の彼方にある場合は知恵を得るまでに時間がかかるという欠点もある。
また両手ですくった水を怪我人、病人にかけると健康体にする効果も持つ。かすり傷程度だと一瞬で治り、骨折レベルなら多少の時間を要し、それ以上だと何杯も対象に掛けないといけない。

【概要】
「智の隠者(ハーミット)」の二つ名を持つフリーの魔術師。魔法名は「Contradictionem565(我は守る矛であり穿つ盾なり)」。「Contradictionem」は矛盾という意味。
基本的には穏やかで二つ名に反し活動的。さらに女好きで女性魔術師と知りあうたびに求婚しておりかつてユマに求婚してフルボッコにされた経験がある。
自身の欠点や失敗を煽られたり集団リンチされてボコボコになってもアハハと笑っている人物。
ただし自身を傷つけた相手が自分の知り合いまで傷つけている場合は霊装を用いてまでフルボッコにする。
そして結果のためならどんな手段、矛盾した行動でもとる。

かつて「力が全て」という主義の必要悪の教会にまで目を付けられるレベルの魔術結社にいた。彼自身はその思想に疑問を持っていたが表に出すことはなかった。
しかし同僚で恋人だった女性が首領との間に問題を起こし殺されてしまう。
これをきっかけに「力が全て」を否定すべく「継承の青串槍」と「鮭の恩恵」を得て、その魔術結社を壊滅させ、その結果「力が全てという思想を”魔術という力”で否定した」という矛盾した結果に気づく。
必要悪の教会にでも入るかと思ったが接触する術が無かったので「矛盾と抗う」ためにフリーの魔術師になり、ひっそりと暮らし始める。そのことと使用魔術から「智の隠者」という二つ名を持った。

「智の隠者」の二つ名をもつが結構様々な結社、特に必要悪の教会やイルミナティと接触している。
フリーの魔術師あいてにも接触頻度は高い。自分でも「隠者ってこんなんだっけ?」と思っている。正直必要悪の教会に入ろうか悩んでる。
尼乃昂焚とは会うたびに将棋やオセロ、チェス等のボードゲームで戦っているという比較的穏やかな関係。結果はどっこいどっこい。

【特徴】
白髪に近い銀髪で灰眼。その風貌からは儚さが窺える。顔つきは中の上。
服装は普通だが「隠者」として動くときはブルーグレーのローブを羽織る。
【台詞】
「実際~」が口癖。
「昂焚、実際僕ってなんだろう。実際これじゃ隠者(笑)だよなぁ…。あ、王手。」
「やぁ、ユマさん。実際久しぶりだねぇ。貴女を妻に迎え…イタイ!!」
「実際、僕の恐ろしさは継承の青串槍だけじゃぁないぞ。」
「実際、人を助けるため業を成すのは矛盾している。――――――けどどれだけ矛盾していても、目の前の人間は放っておけないんだ。」
【SS使用条件】
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最終更新:2012年08月09日 13:33