【名前】村前陽華(むらさき ようか)
【性別】女
【所属】科学
【能力】毒物染料(ブラックハイドランジア) レベル0(能力認定されていない(※1))
【能力説明】
体内でアルカロイド系の有毒物質を生成する能力。毒性は主に植物毒に由来し、受容者の脳や神経へ直接干渉。
時には幻覚症状(※2)を発現させる。高度な演算を阻害することができるが、能力使用を制限することはできない。
薬理作用のあるアルカロイドも生成でき、その効能は全身に及ぶ。
[毒性]麻痺,痙攣,幻覚,筋弛緩,視覚障害,催眠,呼吸障害,…etc
[薬効]鎮痛作用,老化防止,集中力及び記憶力の向上,細胞分裂の促進,…etc
手の爪の下部(間)から体外に分泌。液状化しており、空気に触れると赤色から黒色へと変化する。
用途として直接爪で皮膚を引っ掻いたり、乾燥に強いので食物に含ませたりするのも良し。最大で80種合成可能。

※1.一部の細胞内にシアノバクテリア近種との共生が見られ、陽華に有利な条件でのアレロパシー(他感作用)が実現されている。
上記のアレロパシーは毒素の合成をバクテリアに手伝わせ、見返りに陽華自身が取り入れた栄養分をバクテリアに供給する
といった共生関係を意味している。
能力認定されていないが、今後の方針によってはレベル3の原石扱いになりかねない。
※2.強固なPR(パーソナルリアリティ)を持たない者は常に幻覚を見ることになる。幻覚から覚醒する時間もPRに依存し、
強い者で0~10分、弱い者で2日程幻覚を見る。幻覚の内容は毒素の種類に依ると同時に、受容者の精神状態にも依存する。
動揺している場合は、動かない物が動いているような錯覚が頻繁に見られる。安定している場合でも辺り一面チカチカ光り始め、
見えないはずの物がそこに現れるといった幻覚を見続ける。
【概要】
柵川中学から霧ヶ丘女学院に進学。高校2年生。村前菖蒲の実姉。風紀委員であり、輝石ノ森工業高校内の支部に配属。
10代前半で合気道を極め、小柄な体格で体重が3倍近くある大男を投げ飛ばしたり、関節技で捻じ伏せたりする。
また身軽さを生かして切り返し時の反動の少なさで相手を翻弄し、2m以上の跳躍で攻撃をヒラヒラ躱すなど、
近接戦・空中戦に特化しており、単純な戦闘能力は風紀委員の中でも突出して高い。
風紀委員となった理由は、自分の紛い物の能力がどれだけ他の学生の持つ能力に匹敵するか確かめるためである。
能力開発も割と熱心に行っているが、超能力ではないのが原因で成績は常に下の中。
自分だけ特別視されるのも嫌であるためカリキュラム自体に文句を言うことはないが、レベルに関しては些か不満を抱いている。
平安時代から続く村前家の15代目当主候補の筆頭であり、高校卒業後に学園都市から出る手筈になっている。
現在の状況には満足しているつもりだが、自由闊達に青春を謳歌する妹や友人達との別れを惜しむあまり、
このまま学園都市に残りたいという気持ちも芽生え始めている。
性格は明るいが、自然な笑顔を作ることができない。本当に辛い時は一人陰で泣く場面が多い。
他人の痛みは自分の痛みと考えて行動することがあり、感情的で熱くなりがち。
妹の菖蒲の背中に覆い被さること(おんぶ?)が日課という重度の妹依存症でもあり、菖蒲に万が一のことがあれば修羅と化すことがある。
また低体温(34℃)や食中毒耐性などの特殊な体質も持っているが、本人自身あまり興味がなく、周りの人間も知らない。
【特徴】
身長149㎝,体重39㎏。黒髪ツインテール。右目は黒色、左目は緑色のオッドアイ。
端正な顔つき。少し痩せ気味。基本霧ヶ丘の制服を着ているが、近未来風の服装に強い憧れを抱いている。
両腕には赤黒く染まった包帯が巻かれている(毒の分泌が腕全体からなると思わせ、戦闘を優位に運ぶ切欠を作っている)
また支部内では爪の手入れを頻繁に行っている。
【台詞】
※学校以外では基本似非関西弁を使う。名前は平仮名表記。
「ヤダ~~!!あやめが学校やめるいうならウチも退学するぅ~!!一生寄生し続けたるぅ~~!!」
「やっぱ良いな、って思うわココ。そらぁすったもんだも多いんやけど、ウチだけ認めたらそれで万事解決やろ?」
「ウチ体力ないし、汗かきとうないし、夏やし。……最後は余計やったかもな。―――ま、そやから一撃で沈めたるわ」
【SS使用条件】
特に無し

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最終更新:2012年09月09日 00:29