【名前】常世絶交(とこのせ ぜっこう)
【性別】男
【所属】科学
【能力】精神安定(リラクゼーション)
【能力説明】レベル1
精神感応系能力で、自身の精神状態を安定した状態に保つ事が出来る。
しかし極度に精神を切迫させた状態に長時間さらされた場合能力の許容量を超えてしまい、能力の効果が十分に得られない場合もある。
【概要】
祐天寺学院に在籍する高校一年生で、同校に設置された風紀委員支部にも所属している。
輝石ノ森工業高校には実兄である
常世離隔が居るが、学園都市に入って暫くしてからは一切連絡を取り合っていない。
学園都市に来てから急にその頭角を現し始めた兄を見てきた彼は次第に自分の兄を、自らが届きもしない様な高みにいる存在だと勘違いしていき、
それでも少しでもその域にまで到達出来る様にと直向きに血の滲むような努力を繰り返す。
才能と言う存在をある程度認めつつも、それを努力によって埋め合わせることが出来ると信じて疑わない。事実彼は努力の結果によって能力の向上はなかなか上手くいかないものの他の分野に関しては総じて優秀な成績を収めている。
風紀委員の活動においてもその努力の結晶をいかんなく発揮し、同風紀委員の面々や他の支部の者からは多くの信頼を得ている。
印象は努力家で謙虚、そして決して他人を責める事はない。常に余裕を持って事を成す、まさに絵に描いた様な好青年。
公の場では常に正論を貫くが、自分に対しても容赦なく正論を向ける。実際には話の通じない石頭ではなく、むしろ相手の感情や思惑を正確に把握でき、正論を語る際も基本的には情状を斟酌して行う。
温和な人柄の持ち主で滅多に言動を荒げる事はしないが、一旦取り乱すと普段とは打って変わってピリピリとした雰囲気を発する。
また彼は何をするにも常に兄の存在を意識するきらいがあり、最早常世離隔と言う名の神格化された虚像に囚われてしまっている節がある。
彼が実兄の現実を知る事は信じるべき道しるべをその場で失う事と同義であり、全ての行動理念を失う事に繋がる。
恐らく彼が自分の兄に会えば、その兄の性格の醜悪さ、そして自身の思い描いていた兄の姿との落差に絶望し途方に暮れ、無気力の塊へと変貌を遂げる事となるのではないか。
因みに何故連絡を取らないのかと言うと、彼が自分で実兄と言う名の虚像と肩を並べるだけの男になるまで連絡は取らないと心に決めているからであるが、
当の兄にはそう思われておらず、兄の能力を羨むあまり生じた憎さからの拒絶と受け取られている。
【特徴】
顔はそれほど良いとは言い難いが、彼の纏う自信や雰囲気がそれを補って余りある程の魅力を醸し出している。
その為女には結構モテるが、色恋沙汰には興味がないのか、異性からの御誘いは全て丁重に断っている。一部では男にしか興味がないのではと言う噂も実しやかに囁かれているが、一応恋愛感情は持ち合わせているようだ。
身長は172cm体躯はそれ程細くはない。髪型は明るめの茶髪を眉にかかる長さにまで伸ばしている。
【台詞】
「自分に向いていないだとか、無理だって言葉は自分は言いたくない。それは八方手を尽くした人だけが言える台詞であって、
僕はまだまだ手を尽くしたなんて思っちゃいないよ」
「僕の兄はきっと死に物狂いで能力開発に臨んだんだろう、なら僕だって同じか、それ以上の努力さえすれば絶対に追いつける、“努力に勝る才能は無し”だ。
世の中は絶対そうあるべきだし、そうであってくれないと僕が困る」
【SS使用条件】
とくになし
最終更新:2012年09月12日 02:25