【名前】緩草 身撫(ゆるくさ みなで)
【性別】女性
【所属】
科学サイド
【能力】微風操作(ブリーズハンド)
空力使いのレベル2
周囲の大気を広い範囲で操ることができるが、そよ風程度の力しかない。なので、自身より強い風があると制御できなくなる。
力は弱いが、動く人ごみをよけながら紙飛行機を飛ばし続けるような精密な操作が可能。
これによって唐辛子スプレーなどを離れたところにいる狙った相手、狙った箇所にのみ命中させるなどの離れ業を行う。
また、能力の関係上、周囲の風の流れを精確に読み取ることができる。
【概要】
仁道学園高等部3年で生徒会副会長。仁道学園風紀委員支部長だったが3年進級時に切間に譲った。
普段は気だるげでやる気がなさそうに見えるので昼行燈な印象を受けるが、実際は仁道学園きっての切れ者。
能力的に自分自身が強くないことを熟知していて、過信や侮りがなく常に冷静に行動する。
生徒会ではあまり主張はせず、藤村、切間を陰ながらサポートしてきた。
適者適任をモットーとしており、人の能力を見抜き、その人が最も力を発揮できる場所、状況に「配置」することを得意とする。要するに人を使うのが上手い人。
その優秀さゆえに、後任の副会長に立候補するものが誰もいないため3年になった今でも副会長を続投をするハメになっている。
支部長ではなくなったが、現在も風紀委員には所属している。「風紀委員は生徒の道徳や規律の象徴であり模範であるべき」と考え、
支部長時代から、基本的に大事になるような事件などは警備員にほとんど任せる方針をとり、清掃や紛失物探し、学区内のパトロールなどの安全な治安活動を行うことが多かった。
しかし有事の際、風紀委員が動く段階になったとき時には、先を見据えた的確な指示と人員配備を行う優れた司令塔となる。
特に相手を追い詰めることに関しては右に出るものがおらず彼女が指揮をして取り逃した相手は一人もいない。
そのため、支部内の風紀委員からは非常に頼りにされ、支部長を辞した後も現場の指揮を執ることがある。
必要とあらば前線に出て戦うこともあるが、その場合、自身の能力で相手に気付かれずに唐辛子シスプレーを相手に吹き付て
行動不能にしてから捕まえたり、
相手が近づいてきた時には「護身術」による目突きや金的などの急所攻撃を仕掛けて怯んだ隙にやっぱり唐辛子スプレーなど、
彼女が前線で戦うと相手の激痛による悲鳴が絶えないため「仁道学園の絶叫マシン」などと呼ばれている。
生徒の模範であるべきと考えてはいるが、そこまで規律に厳しいわけではなく、割と融通が利く性格。
だが、あまりにも行き過ぎた風紀委員の活動や感情に任せた私刑、私闘は良しとせず、全て策にはめて利用した挙句潰している。
暇なときはテーブルゲームに興じている。チェスや将棋、オセロや囲碁など盤上のゲームを好むが、
勝手にオリジナルの駒を作ったり、オセロが8色に分かれてたり、盤のマス目になぜか地形効果を追加したりなど、
独特の創作ルールを作るので、ルールに誰もついていけず、基本一人で遊んでいる。
【特徴】
身長170cm。ゆるやかなウェーブのかかった茶髪のボブカットで伏し目がちなお姉さん。胸はスレンダー。
何個か唐辛子スプレーを隠し持ち、使う相手によって辛さが違う。
【台詞】
中性的で常に余裕を持ったしゃべり方をする。目上でもない限り基本相手は君付け。
「切間君、そこらへんにしておこうか?このままだと備品とついでに藤村君が壊れる」
「今は盗るもの盗らせて逃げてもらおう。下手に刺激して被害が出るより後で警備員に任せた方が安全だしね」
「君のしょうもない武勇伝を声高に叫ばれてもね。ただ犯罪者を捕まえるだけなら警備員がいる。私たちは猟犬でも断罪者でもないんだ、
風紀委員が風紀を乱して何がしたいんだい?」
「そよ風をよける人はほとんどいない、当たっても誰も気にしない、たとえ毒か病を運んで来ても、気付かず全身で受け止めるだろう。」
「チェスにサイコロで命中判定を付けてみたんだが一緒にやらないかい?ついでに駒も10種類ほど増やしてみたんだが」
【SS使用条件】常に余裕のある態度をとるキャラにしてください
【名称】激痛辛子(ニードルペッパー)
【概要】
緩草 身撫が自作した護身用唐辛子スプレー。
原液の辛さは800万スコヴィルで、そのまま舐めれば比喩でもなんでもなく文字通り「死ぬほど」辛い。
当然何倍にも薄めて使用しているが、それでも肌に触れるだけで激痛が走り、粘膜に付着すれば痛みで何も考えれなくなる危険な代物である。
身撫自身もこれの危険さは分かっているためよほどの相手でない限りこれを使うことはない。
最終更新:2012年10月01日 23:49