【名前】不破所縁(ふわ ゆかり)
【性別】女
【所属】科学
【能力】レベル3 ※能力開発が打ち切られたため、以下の能力は現在使用不可能。
【能力説明】
一度出会った人物と再び出くわさないようにする能力。一般的な分類上、電子制御系に該当する。
相手の放つ微弱な電磁波または生体電流を傍受・記憶し、能力展開が可能な範囲内にて感知できる。
妹達(シスターズ)の扱うミサカネットワークと類似している。
不破の場合無意識の内に感知しており、頭痛が引き起こされたり、鳥肌が立ったりするような生理現象で体に現れる。
感知可能な範囲は半径500m以内。以後距離が縮まるにつれ次第に頭痛が酷くなっていく。
【概要】
祐天寺学院から
仁道学園に転校、仁道学園系列の大学に進学したが途中退学する。
「娯楽の民」の正規従業員であり、店長及び副店長を除いた従業員の中では恐らく最年長に当たる。
祐天寺学院では学園一の模範生として、仁道学園では学園一の劣等生として名を轟かせていた。
実は元チャイルドエラーであり、仁道学園に転校した当初に付与された保護者から(性的)暴行を受け、人間不信に陥ってしまう。
以後保護者も変わって穏やかな暮らしが出来る筈だったが、心的外傷は大きく、荒んだ心は二度と輝くことは無かった。
大学に進んで2年と経たない内に生きる事に限界を感じ始め、無差別目的の自爆テロを何度か試みようとするが、
現在店長の赤浮に止められ、全て未遂に終わる。この出来事が切欠となり、『遊び』の楽しさを教えてくれる赤浮に少しでも近づくため、
また色んな人間の本性に近づくことで逆に人間に対する耐性を獲得するために「娯楽の民」の従業員として働き始めた。
暗い性格だけは生まれつきのようなもので簡単には治らず、「彼女の顔を見てしまったから負けた」と客に言われることもしばしば。
営業スマイルや事務的業務もこなし、素行にもこれといって問題はないのだが、中々報われない性分である。
しかし赤浮と対照的な性格により常連客にはよく顔を覚えられており、「娯楽の民」名物の一つになりつつある。
また遊戯(真剣勝負)にかけて彼女の右に出る者は無く、特にカードゲームでは100戦100勝の文字通り無敗であることから
客寄せの一環で完全ギャンブルブースでは裏ディーラーも務めている。
無敗の主たる要因は本質的に人間はみな悪であることを身を以て理解していること。
【特徴】
身長176㎝,体重55㎏。白の長髪であり、顔の片側は髪で隠れている。胸は控えめ。割と美人。
透き通るような白い肌。鋭く冷たいが、どこかもの悲しそうな目つき。精巧な機械のような作り笑みを浮かべる。
好きな服装は白のワンピース。従業員からは「ゆかりさん」と呼ばれている。
【台詞】※基本無言実行。言ってることは核心に迫る場合が多い。
「アルバイト受かって良かったね、おめでとう!…以下同文」
「やっぱりこれ赤浮さんには似合わないんじゃ…。あれ、何か虫の知らせが聞k」
「そこに座っている貴方も如何ですか?お連れの方に恰好良い所を見せたくはありませんか?」
「さぁ、今宵も楽しく遊びましょう。――――いずれ訪れる、朝を信じて」
【SS使用条件】
特に無し