【名前】白鳳(はくほう) 
【性別】女
【所属】イルミナティ
【能力】十拳剣・布都御魂剣(とつかのつるぎ・ふつみたまのつるぎ)。
【能力説明】
日本神話に登場する「布都御魂(ふつのみたま)」の別名。レプリカである霊装である。
「布都御魂剣」には荒御魂・・・すなわち、神の荒ぶる側面を防ぎ、退けるという効果を持つ。
荒御魂は自然災害や天変地異を引き起こし、病の流行、戦争の発端を作る等、人々を苦しめ、害する物である。
その逸話を利用し、相手の「攻撃」に対する「攻撃力」を引き出すのがこの霊装。

霊装としての切れ味は、鉄の柱を容易に切断するほどであるが、
例えば遠くの相手を切る事は出来ないし、形のないもの・・・「炎」や「雷」等を切ることも出来ない。

しかし、それが持ち主に向けられる「攻撃」、つまり「害する物」であるならば、
「布都御魂剣」は本来の性能を超えてそれを「攻撃」することが出来るのである。
突っ込んでくるトラックを一振りで両断し、巨大な炎の塊をみじん切りにして消滅させる。
側面で打つ事で弾く事も可能で、電撃を逸らし、吹っ飛んでくる鉄骨を弾き飛ばす。
「攻撃」に対して力を振るう際は速度も上昇し、
聖人を相手にして、完全な防衛戦にはなるが、数分間耐えしのぐ事も可能。

また、刀そのものが神であった事から、これに祈りを捧げることで擬似的に布都御魂剣の加護を授かる事が可能。
逸話の通り、毒気を払い、活力を与える。
呪いや毒物、展開された結界による重圧、不安や恐怖などを退け、
自然治癒力や身体能力を高め、士気を上げる。
【概要】
16歳の日本人。魔法名は失われている。

性格はやや臆病。他人の目を見て会話ができないタイプ。
数年前に殆どの記憶を無くして居る所をイルミナティの箕田美繰に拾われ、
以後イルミナティを自分の居場所としつつ、失われた記憶を求めている。
その強欲は、『自分の記憶を取り戻したい』。

所持している霊装は発見時に抱えていたもの。
本人もこれの使用方法は大体把握していたようだ。
相手の害意が無ければ大きな力を出せないのも、彼女の気質によるものである。

美繰の勧めもあって、最近は神道系の魔術師と事を構えることが多い。
霊装的に、そこと繋がりがある可能性が高いとされているからだ。
しかし、規模の大きさから、積極的な干渉は難しいようである。
欲の為ならば手段は選ばないのがイルミナティだが、
「殺し」だけはしないという「一線」は超えないようにしている。
【特徴】
纏められる事無く流された長い黒髪の持ち主で、かんざしとリボンの髪飾りをつけている。
深い黒目が特徴的だが、右目に布の眼帯をしており、その下には大きな切り傷が刻まれており、
まだ幼さの残る顔つきと相まっていびつな印象を受ける。
鶴の描かれた着物を着用しているが、動きやすいように足にはスリットが入っている。また、靴は普通のスニーカー。
古風な雰囲気と、現代的な雰囲気が奇妙に入り混じった服装をしている。
【台詞】
自分に対する問いかけを多用する。
つぶやくような喋り方が特徴的。

「私は誰なのか・・・それが知りたいのです。
 私の手の内にこれがあった事は、何か意味があるのでしょうか・・・・・・?」
「神道系・・・懐かしい響きのような気もします。
 私の原点はそこにあったのでしょうか・・・・・・?」
「魔法名・・・・・・私の名乗るべき物はなんなのでしょうか」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2021年01月29日 21:18