【名前】霧流 寿恩(きりゅう じゅおん)
【性別】女
【所属】科学
【能力】水流操作(ハイドロハンド)レベル4
水分子を自在に操る能力。圧縮させてウォーターカッターを作ったり、凍らせたり、
自らの体に触れた相手の水分を奪い取ることもできる。限界重量は1トン、限界範囲は半径500m。
いずれかの限界値に近ければ近いほど精度も落ちる。
登録名を特に捻らないのは自らの能力を忌々しく思っていることと、ただ面倒だからという理由。
(決して口にはしないが、本人のネーミングセンスのなさも……)
【概要】
兄共々元置き去り。一応どこかの高校に在籍はしているものの、ギリギリダブらない程度しか通っていない。
3年前『水使いの能力者』にたった1人の肉親である兄を殺されたことがあり『水を使用する高レベルな能力者』を激しく憎んでいる。
その事件は誰がどう見ても兄たちが一方的に悪く、事件としては正当防衛とされ犯人に罪は科されなかった。
兄はレベル0で能力が発現せずスキルアウトに堕ち、殺しまではいかないが多くの悪事に手を染めてしまった。
兄は決して人に誇れるような人間ではなく、多くの人を傷つけてきたこともわかっている。
傷つけられたり命を狙われたり命を奪われたりしても、おかしくないような人間だったこともわかっていた。
事件も兄たちが悪いこともわかっている。自分自身に何度も復讐のむなしさや無意味さを訴え続けもした。
しかしそれでも、兄の命を奪った人間はどうしても許すことができず、割り切れなかった。
一方で自分自身も『水使いの能力者』であることに苦悩している。皮肉なことに兄の死後、能力レベルが飛躍的に上がった。
兄の命を奪ったものと同じ忌々しい能力であることを呪いながらも、かたき討ちのために能力を磨いている。
兄の敵である『水使いの能力者』を求めて金払いのいいスキルアウトや無能力者狩りに雇われる傭兵あるいは用心棒となり、
今日も兄のかたきを探し求めている。つぶやくように話し、大人しそうな印象を受けるが、敵には一切容赦しない。
【特徴】
身長164cm、胸のあたりまでの銀髪。本人いわく「ストレスで髪の色が抜けた」
胸は慎ましやかで虚ろな目をしている。肌は病的なほどに青白い。
服装はピンク色の服やスカートを着用しないこと以外は、特にこれといった特徴もない。
【台詞】
「一度壊れた命は何があろうと戻らない。人の心も同じよ。私は兄さんを奪われたあの日……壊された」
「私から兄さんを奪った『水使いの能力者』は絶対に許さない。何があろうと必ず罪を償わせる!」
「私に与えられたのは、兄さんを奪ったものと同じ忌々しい能力……でも全ては復讐のため……もうそれだけしか私にはないの……」
「私と同じように大切なものを奪ってあげれば、あの殺人鬼も私の悲しみや苦しみがわかるのかしら……」
【SS使用条件】
特に無し。どちらかといえば悪役です

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最終更新:2012年12月12日 22:19