【名前】大道橋白母(だいどうばし しらも)
【性別】女
【所属】科学
【能力】読感覚質(リードクオリア)
【能力説明】レベル2
読心系能力の一種。生物の感覚質(クオリア)を読み取る事が出来る。
この能力の利点として、クオリアを読み取る能力である為、生物が見た光景や聞いた音をそのまま読み取る事が出来るという点にある。これにより知能指数の低い動物、例えばネズミや昆虫からでも情報を得る事が可能。
要するに動物や人間と交信を取る事は出来ないが、その生き物が見たもの、聞いたもの、感じたものをそのまま読み取れるという事。
クオリアを読み取る最大個体数は一体、直接その対象に触れなければ読み取れないという能力強度的な欠点がある。
【概要】
祐天寺学園に通う高校三年生。十八歳。
自身が設立した活動内容、構成員共に一切機密の秘密結社“大道橋真実探究会”の部長(実際はUFOだのUMAだのポルターガイストだの陰謀論だの意味の分からない内容を週に一回昼休みに垂れ流す電波部)を勤める正真正銘の電波ちゃん。
「私が知りたい事」についての真実を探求する為なら、いかなる行為もやり果せる驚異の行動力と奇抜な発想を持つ。しかし興味の対象は非常に移ろいやすく、ある時は学園都市で起こったポルターガイスト、またある時は学園都市のエネルギー供給の裏側に潜む陰謀、またまたある時は超常現象の調査をしていたらしい。
本人のスペックは半端じゃない位高く、100m走を12秒台で走り、勉学は常にトップクラスの成績を叩き出し、身長は172と女性にしてはかなりの長身、顔も決して悪くない、というか普通に美人。
その為彼女の奇妙奇天烈な一面を知らない者、特に右も左も良く分かってない無垢な新入生はその淡い恋心をこれでもかって位にズタズタにされる事となる。
毎年毎年少なからぬ同校の男子高生(あと極少数の女子高生)が、ある者は貴重な紙資源をラブレターに変え、またある者は張り裂けそうな思いの丈をぶつけ、物の見事に撃沈していく。難攻不落の電波少女である。
気分屋で、気に入った者を自分の電波部に引き入れようとする一方で、興味の無くなった事柄にはすっぱりと見切りをつける。変わった性格ゆえ仲間とは活動の途中で衝突する事もあるが、仲間の諫言には聞かないフリしてその後にちゃんと反映したりするので、自由気ままであっても我儘ではない。
三年になって新入生が入るまでずっと一人ぼっちで電波部(というより人数が一人しかいないので部としても認定されてなかった)の活動を続けてきた為、徐々に仲間が増え続けている現状に内心凄く喜んでいる、クラスメート曰く昔よりずっと明るくなったとか。
一人っ子で、母子家庭。母親は研究職で滅多に家に帰る事も、彼女と会話する機会も無いらしい。

因みに、現在確認で出来る電波部メンバーは永洞蜜流一名、他に誰がいるのかは分からない。また胡田袁耀を非常に気に入っており、入部を執拗に勧めているが入るかどうかは分からない。
【特徴】
“見た目は”クールビューティーで、一挙手一投足にメリハリが感じられるが肝心の中身が全てを打ち消している。正に百年の恋も冷める勢い。
髪は腰に掛かる程の長髪、しなやかに棚引く黒髪、前髪はある程度の長さに切り揃えられている。
【台詞】
「えーい煩わしい!真実の探求には多少の犠牲など恐るるにたるぁーず!!常に前進の体制こそ探求に求められる要素、それ以外はどっか路肩に捨てちまえぇー!!」
「笑止!!まったくもって笑止の極み!!いいか胡田特派員よ、貴様はどこか我が秘密結社“大道橋真実探究会”を勘違いしておる様に思われる。確かに私の部は傍から見れば若干、ほんの若干変わったものの様に見えるやもしれん。しかぁーし!!その実態は非常にドラマティーックかつノスタルズィーック!!誰もが子供の頃思い描いたような純粋な未知の数々を科学的観点から追及する、文明的価値を持つ偉大な行い!!必ずしやお前を飽きさせる事は無いと、宣、言、しようっ!」
「胸を焦がす程の情熱、というものは日々生活をし、現実を知り、絶望する内に覚めていってしまうものだ。
私はそれが怖くてたまらないのだよ、情熱というものは人の心を動かすファクターでもあり、非常な現実すら蹴飛ばす程のエネルギーを持っている。それを無くすという事は、それは何ともつまらない、画一化された、木偶人形のような存在に堕ちてしまう事と同義だからな。
私は常に情熱を持っていたい、活き活きと生きていたい。日々心から笑って、心から泣いて、悔しがって生きていたい。――――悪いな、私が意固地になって真実を探し求める理由は、たったそれだけなのだよ」
【SS使用条件】
とくになし

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年11月04日 22:55