【名前】黒腹 片帆(こくばら かたほ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】数値誤認(エラーカウント)レベル3
【能力説明】
人間の脳の機能のうち、『物を数える機能』に誤った情報を加える能力。
たとえば相手の足が2本あったとして、能力の影響下にある人間はそれが8だったり10だったりだと認識してしまう。そして転ぶ。
一度に誤認させることのできる人数は5人程度、射程距離は10メートルだが、誤認させる数値は本人がイメージ出来る範囲でいくらでも。
また、今のところは『数字として見た数値』に関しては機能しない(脳内で数字を計算した場合は話が変わるが)。
数値を誤認させる法則を解析されないよう、誤認の
パターンは一定時間ごとにランダムに変化する。
しかしそれゆえに能力発動中に極端に集中を散らすようなことが起こると誤認のパターンが乱れ、能力は強制的に解除されてしまう。
高位の電撃使い系・精神感応系能力には通用しない。
【概要】
通称『内心不明(ラクーンドッグ)』。苗字をもじって『腹黒』と呼ばれることも。
常盤台中学出身の高校一年生。第七学区にある高校に通っている。
常にニコニコしており、頼まれたらたいていのことはやってくれる、というやさしい性格の少女。面倒見が良いからか風紀委員もやっている。
料理もできる、裁縫もできる、巨乳と何か二次元から飛び出してきたみたいな特技を持っているが、
やたらと厄介ごとに巻き込まれている様子が目撃されており、しかもそこから無傷で生還している為半ばネタ的に腹黒疑惑がささやかれている。
実は腹黒なのでは? という視点で見ると腑に落ちるようなところもあるが決定的なボロと思われる行動はしておらず、
どっちなのかどうかは闇の中。むしろそれが彼女の腹黒疑惑を増幅させていると思われる。
【特徴】
背中の中ほどまで伸ばした栗色の髪を三つ編みにして一本にまとめている。少し茶色の入った黒目(タレ気味)。
身長は平均よりも少し低い程度。全体的にこじんまりとしており、小動物系といわれる。
制服は夏は白、冬は黒のセーラー服。風紀委員なのでほぼ年中無休でこのスタイル。その為制服は何着か所有しているのだとか。
本気を出すとタレ目が解除されるとかだが、腹黒と関係があるのかどうかは不明。
【台詞】
卒業してから直そうとしているらしいが、ところどころ常盤台時代の癖でお嬢様口調になってしまう。
「もう、失礼しちゃうよね。わたく……あ、私は腹黒いことなんて出来るほど頭良くないよー」
「……はぁ、ところで質問だけど、あなたの足って何本? ……ね? 改めて聞かれると困るでしょ? 何本か分からないですわよね?
それが私の能力、数値誤認(エラーカウント)。……ごめんね、数分したら解けるから。それではわたくしはこれで」
【SS使用条件】
死んでもOK