【名前】ハーマン=オラヴィスト
【性別】男
【所属】魔術
【能力】北欧神話の中でいくつかある、『最終戦争ラグナロクの引き金』とされている伝承をモチーフとした魔術を使う。
【能力説明】
『剣狼の冬(フィンブルヴェト)』
ラグナロクが起こる前に発生するといわれる厳しい冬の伝承をモチーフにした術式。
伝承では寒さにより人々のモラルが崩れ去り、生き物が死に絶えるとされているが、
この術式ではこれを単なる寒さだけのものではなく、人々の精神に干渉する『何か』があったと解釈している。
その為、単純な寒さの攻撃以外に相手の精神をより『攻撃的』にする効果を持つ。
『死者の爪(ナグルファル)』
最終戦争ラグナロクの前兆として、巨人達が乗って攻める船ナグルファルの完成が存在する。
この術式は『世界』を超えるナグルファルを『距離を超えて直接攻撃を送り込む機構』と解釈し、扱っている。
具体的には自らの手先を魔術的に調整することで『死んでいる』状態にし、その状態の爪で指差した方向に攻撃を加えることができる。
『神々の黄昏(ラグナロク)』
ハーマンの切り札。
上記のような最終戦争ラグナロクの引き金を象徴とした術式によって、周囲の環境を整備することで発動する。
術式が発動すると伝承の最終戦争ラグナロクの通り、周囲一帯を火が覆い、天空から星が落ち、水が襲い、全ての生命は滅ぶ。
流石に規模はハーマンの周囲30mと小さいが、現象自体はラグナロクを象徴する要素でしかない為、攻撃を防いでも死を防ぐことはできない。
しかしそれだと本人も確実に死んでしまう為、伝承でラグナロクの難を逃れたギムレーという場所の特性をルーン文字によって再現し、
それによってラグナロクの戦火を回避する『安全地帯』を生み出している。
これは他者にも扱える回避法であり、この術式に使われているギムレーの組成さえ解析できればラグナロクを受けても無傷でいられる。
【概要】
魔術結社『世界樹を焼き払う者』に所属する魔術師。魔法名は『hiems368(冬の後の春をこの目に)』
性格は物静かで、研究が関わらない限りは紳士的。しかし本質的にマッドサイエンティストなので、研究の為なら人殺しも厭わない。
『最終戦争ラグナロクの勃発』、そしてその後の『より良い世界の再建』について研究している。
彼の場合は『北欧神話になぞって自分達が行動することにより良い世界を再建させる』のではなく、
『北欧神話の法則が自走できるようなプログラムを作ることで自動的に最終戦争ラグナロクが起こる環境を作る』ことに重点を置いているとか。
最近、過去に壊滅した魔術結社の生き残りに戦争を起こす素養を持つ素体が存在するという噂を聞き、術式に利用する為その足取りを追っている。
【特徴】
安物のスーツに身を包んだ長身の男。髪色は灰色で、研究に没頭しすぎたせいか頬がこけている。
一見するだけでは、そこいらのサラリーマンのようにしか見えない。
【台詞】「~のだよ」が口癖
「北欧神話は軍神オーディンが支配する法則の世界だ。つまり、『争い』を引き起こすことが『北欧神話のレール』に乗せる一番の近道なのだよ」
「死者の爪(ナグルファル)。簡単にいえば、世界を飛び越える移動要塞といったところなのだよ。アスガルズでいうビフロストのようなものだ」
「最終戦争ラグナロク。全ての生き物は死に絶え、世界は滅ぶ。例外など、存在しないのだよ」
【SS使用条件】
とくになし

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最終更新:2012年12月16日 19:06