【名前】エアツィア
【性別】女
【所属】魔術
【能力】ギムレーの間
【能力説明】
ラグナロクの後、新しき時代において善良なる人々を集めるとされる、北欧神話に出てくる広間。
それをモチーフとしたのがこの魔術である。
魔法陣により発動する結界魔術であり、魔法陣は魔力を込めた金粉によって描かれる。
魔術が発動すると魔法陣が輝き、光の柱となって雲を貫くほどに伸びる。
ギムレーの語源は「火炎からの防護」であり、
またラグナロクにおいても燃え尽きぬほどの高みにあったとされる事から、
物理的、魔術的な防御力は勿論のこと、
強力な防炎の作用と、魔法陣内部において光に乗り、自在な上下移動を可能にする。
また、金粉の操作による魔法陣の移動に伴って、空中を移動することも可能。
これはギムレーによって生まれる「足場」に乗っているようなものなので、撃墜術式を回避可能。
(勿論定期的な理論の変化を必要とするが)
また、エアツィアはこれを『戦術魔法陣』にまで昇華させた、
『至天領域(ヒンメルゴルト)』と呼ばれる大魔術理論も有している。
「ラグナロクを起こす際にそれを逃れる場所を作る」
「発生後に世界を再構成するための基盤を作る」のが役割。
【概要】
『
世界樹を焼き払う者』の幹部である魔術師。60歳ほどの老魔女。
魔術結社の中でも相当な古株であり、一節によれば設立時の一員とも。
扱う魔術は防御の魔術が代表的であるが、「不慮の事故」や「謎の怪死」、或いは「抗争の末の戦死」等で
入れ替わりの激しい幹部の座を長らく保持している事からも、その実力の一端が伺える。
組織の運営にはあまり口を挟まず、己の役割をこなすために淡々と研究、活動を続けているが、
肝心な場面での決定権が暗黙の内に彼女に委ねられる事もあり、
リーダーに次ぐ権力の所有者と見なされ、一部の幹部、構成員からは目の敵にされている部分もある。
積極的に他人と関わりはしないが、
ポッと現れては魔術や霊装について的確なアドバイスをするなど、頼れる知識人的なポジションに存在する。
魔法名や、何故この組織で活動しているか等は、不明。
「エアツィア」「エアツィア婆」「クソババア」等と呼ばれている。
【特徴】
年老いた猫の様な雰囲気を漂わせる老婆。
いつもローブを羽織っている。
【台詞】
「アタシャただのババアだよ。荒事も得意じゃないんだけどねえ」
「老骨に鞭打って仕事してるんだ。あんまり邪魔しないで欲しいねえ」
「・・・・・・大したことじゃあ無いさ。小さい頃に夢見たことを、惨めに老いさらばえても成し遂げようとしてるだけさね」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2012年12月20日 00:21