『外傷性能力者開発計画』
無能力者を対象とした計画。
肉体の欠損や限界を超える苦痛が《自分だけの現実》に何らかの影響を与え、イレギュラー的な能力が生まれるという仮説に則り、
科学者“木原転生(きはら てんせい)”が提唱した能力開発計画である。
具体的には『能力傾向に大きな特徴が現れる前の無能力者に対して「四肢切断や臓器摘出」及び「薬物による長期的な苦痛」を能力発現まで与え続けることで、
今までに前例のない新たな能力を開発する』といった内容。
20余年前 1年半に渡り秘密裏に進められたが、責任者である木原転生が何者かによって殺害されたことにより凍結、確信的な実験成果が挙げられる前に封印されてしまった。

余談であるが、一部の科学者からは「肉体の外傷は関係なく、過度な恐怖や薬物の副作用による精神異常がイレギュラーを発生させたのではないか」という意見も出ている。


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最終更新:2013年01月04日 05:07