【名前】朝苑天人《あさぞの あまと》
【性別】男
【所属】科学
【能力】誘発免疫《アレルギーコール》 レベル4
【能力説明】
精神系の能力で他人の脳に能力を作用させることで「自分は怪我・病気にかかっている」と誤認させ、免疫反応を誘発させる能力。
本来は人体の免疫・治癒能力を上昇させるRPGで言う「回復系」の能力だが、能力を過剰に作用させることで過剰免疫、
いわゆるアレルギー反応で他人を苦しめ、場合によっては殺害することも可能。
即死から時間経過後に死亡などの設定も出来る(しかし、最長48時間まで)
死因が単なる免疫反応であるため、身体から一切毒物は検出されない暗殺向けの能力である。
体調を崩す程度に抑える絶妙なコントロールも可能。
能力の効果範囲は自身から60mと広いが、遠いと免疫反応の細かい設定が難しくなり、
また目標とは違った対象に能力を適応させてしまうことがある。
そのため、30m以上離れた対象に能力を使わないようにしている。
また、能力の対象を指やペンなどの棒状のもので指して能力を行使する癖がある。
非常に高度で複雑な能力の為、一度に能力の対象に出来るのは2人まで。
対象が一度、効果範囲から離れると最後の“設定”が48時間持続する。
高レベルの精神系、発電系能力者には効かない。
【概要】
明知中等教育学院1年生1部の生徒。
入学してから継続してトップクラスの成績を誇る「明知のスコルピオ」
国際的に有名な大企業の御曹司であるがそれを鼻にかけることもなく、
派閥を作って権力を振るう素振りも無い非常に人当たりの良い笑顔の素敵な好青年。
明知の決闘をはじめとした競争や闘争ごとには積極的ではない。
しかし、それは表向きの仮面であり、裏では極悪非道な「暗殺者」としての一面を持つ。
思想は「弱肉強食」そのものであり、自身の昇進のためならどんな極悪な手段も平然と行う。
企業の次期社長の椅子も約束されているのにもかかわらず、
その地位の更なる安寧のために母親に毒を盛って自分以外の子どもが産まれないようにするほど注意深い性格。
競争や闘争にはほとんど関わろうとしない。それは、「こういった勝負事で熱くなると本性が現れる可能性が高い」ことを自覚しているためである。
効率的な昇進のためにわざと2位や3位に自らを落とすこともあり、目先の順位にはとらわれない冷静さを持っている。
かつて学園都市への反逆を画策した暗部組織に身代金目的で誘拐されるが、能力によって全員を殺害。
しかし、殺害した事実を学園都市側に握られ、暗殺者として利用されることとなる。
この誘拐事件そのものが天人を暗部へ落とす為に学園都市が用意した罠であり、殺しても殺さなくても彼の暗部堕ちは免れないと思われる。
単独の暗殺者として暗部を渡り歩いており、「誰かに利用される立場」「自らの野望とは無関係のところで命をかける」という点から現状を快く思っていないが、同時に「能力で他人の生死を左右する優越感」に目覚め、暗殺者としての立場を肯定的に捉えている一面もある。
今のところ、好青年の仮面は完璧で、誰かに本性を気付かれる心配は無い。
【特徴】
短い黒髪の爽やかな好青年。かなりイケメンで背が高い。
細身の体型だが、自主トレでそこそこ筋肉はついている。
能力の対象設定に利用する為、いつも胸ポケットにボールペンを入れている。
制服はキッチリと着こなす模範的な生徒。
【台詞】
「まだだ…まだ慌てるような時期じゃない。より慎重に…より確実に為さなければ…」
「やっぱり君といると何故か安心するよ。1部だの2部だの3部だの気にせず仲良くすれば良いのにね。」
「さて…何の事かな。事件とは全く無関係な僕の頭を覗くのはプライバシーの侵害じゃないのかい?」
「僕をここまで手こずらせた褒美だ。快楽の海に溺れるような死を与えよう」
【SS使用条件】
どうぞご自由に
最終更新:2013年06月17日 01:15