【名前】天鵞絨 紡績(てんがじゅう ぼうせき)
【性別】女
【所属】科学 / 常盤台中学
【能力】幻影操作(トリックビジョン)
【能力説明】
精神系の一種で、相手に幻影を見せる能力。レベル4。
あるものを全く別のものに見せたり、逆に存在そのものを見えなくしたり、また、実際には存在しないものをそこにあるかのように見せることなどが可能。
天鵞絨いわく、視覚情報を加工しているのではなく、リアルタイムで相手の記憶を改竄しているようなものらしい。
光学系ではなく精神系に分類されているのはそのため。
効果範囲は最大半径五〇メートルで、効果範囲内にいるすべての人間が能力の効果を受ける。
【概要】
常盤台中学に在籍する三年生。
由緒正しい名家の一人娘で、正真正銘のお嬢様である。
いっそ神々しいほどの美貌を誇っているが、それは自身の能力を使用して生み出した「幻影」であり、素顔は「拍子抜けするくらい地味」らしい。
そのお嬢様らしからぬ庶民的地味顔が彼女の最大のコンプレックスであり、素顔はおろか、姿を偽造しているという事実すら隠し通したい様子。
就寝時以外は片時も幻影の「メイク」を落とさず、能力が作用しない写真や動画にはすべて修正を施すなどして、徹底的に「真実」を隠蔽している。
それが功を成してか、今のところは彼女の本当の姿を見た者は誰一人いない。
……ということになっているが、同じ精神系の最高位の能力を持つ食蜂操祈をはじめ、電磁バリアのおかげで能力の影響を受けない御坂美琴などは彼女の正体に気づいていると思われる。
そのためか、超能力者(レベル5)の二人に苦手意識を持っているようで、あまり近づきたがらない。
さらりとナルシストで、自身の絶対的な美貌を驕っている。
しかし嫉妬することが馬鹿らしくなるような美しさなので、以外と敵は少ない。
それどころか、彼女の美しさに魅了(?)された者たちが取り巻きとなって彼女の周囲に集まり、いつの間にか「派閥」と呼べるような勢力ができあがってしまっている。
常に数人の取り巻きを従えているほか、学内に存在する数十人ほどの「信者」によって「親衛隊」なるものが結成されている模様。
【特徴】
大雑把にまとめると、大和撫子ベースの超が付く美女。
艶やかな黒髪ロングに黒い瞳、白い肌、体つきはほっそりしているくせに巨乳。
扇子を持ち歩いており、それで口元を隠して笑うのが癖らしい。
地上に降り立った女神とか神の創造物とか、そんな仰々しい形容がぴったりと当てはまるような美貌を誇る。
近付くことすら躊躇うほどのキラキラオーラと気品爆発の常盤台の制服が相まって、なんだかとんでもないことになっている。
【台詞】コッテコテのお嬢様口調。「うふふ」が口癖。人称は「わたくし」「あなた」「あの方」「~さん」など。
「うふふ、気にしないでくださいまし。ほら、わたくしって美しいでしょう? ご覧のとおり、わたくし、金髪派の方を一瞬で黒髪派に鞍替えさせるような桁違いの美貌を持っておりますので、初対面の方に驚かれるのは慣れているのですわ」
「美しいって罪ですわね。うふふ」
「あ、あら? あちらにいらっしゃるのは御坂さんかしら? ……う、うふふ。ちょっとわたくし、ご不浄に行って参りますわね」
【SS使用条件】
ご自由に

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最終更新:2013年03月21日 14:03
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