【名前】木原乖離(きはら かいり)
【性別】男
【所属】科学/暗部
【能力】サイボーグ化
【能力説明】
メインは右腕の代わりに装着されたサイボーグ腕。
「人体再現」に重きを置かれ、外見上は完全に人間のそれ。
皮膚の感触や肉の柔らかさ、骨の硬さなども緻密に再現されているが、こちらには微妙な違和感が残る。
モーター音や過剰な発熱等も極限まで絞られており、直接触れないで違和感を覚えるのは不可能に近い。
この外見は未武装に思わせ相手の油断を誘うためであり、
内部にはサイボーグ腕を構成するパーツを利用した様々なギミックが搭載されている。
サイボーグ腕を万全に動員するためAI機能も搭載されており、
乖離の後頭部に設置されたチップから周囲の情報を取得、
オートで銃弾を弾き飛ばす等も可能となっている。

『硬化』
有機合成皮膚間に流れるER流体をベースとした液体に電気を通すことで硬化させ、
柔軟な皮膚による衝撃拡散と合わせて銃弾程度なら容易に捌くことが可能。
『ワイヤーブレード』
筋肉に利用されているCNT(カーボン・ナノチューブ)を利用した攻撃。
高速で振り回し、またCNTの強靭さと微細振動を組み合わせることで物体を容易に切断可能。
ただし、物体を切断するたびに消しゴムのようにCNTが消費される為、
サイボーグ腕の万全な可動の為には、使用を出来る限界が存在する。
『クリアブレード』
所謂暗器。爪に使用されている強化ガラスを圧縮空気によって射出する武器である。
爪は微弱な電気によってその透明度を変え、爪として振舞っている間は透明度が低いが、
暗器として使用する時は透明度99%と目視での確認は非常に困難である。
『指向性キャパシティダウン』
対能力者戦闘用の最大の切り札。骨に内蔵した小型長距離音響装置から、
指向性のあるキャパシティダウンの音波を照射する物。
これによって「限定された能力者のみ、その能力使用を阻害する」事が可能になっている。
使用するには手首の部分を外し、完全に骨の部分を露出させる必要がある。

他にも全身サイボーグ状態で、人間以上の動きが出来る。
【概要】
人臣上利の研究に目をつけ、その後を引き継ごうとしている木原一族の一人。
多数の犠牲者を出した人臣の実験をある程度評価しつつ、「まだ甘かった」と断言する。
その理由は「被験者が全滅していない」から。
「暴走能力の意図的な発動」のデータをより完璧な物にするため、
研究データ及び元被験者の確保の為に暗躍している。

『代用』が彼の基本的思考。
「あらゆるものには代わりがあり、取り返しがつく」がモットーで、
自分の肉体もその殆どをサイボーグに変えてしまっている。
その考えから、部下や被験体も「代わりが効くモノ」でしかなく、「与えられたら全部使う」が基本。

主な研究対象は「義体」と「AI」。
また、それに付随して「サイボーグ能力者」や「AI能力者」の研究も行なっている。
【特徴】
180cm程の男。脳と臓器の一部が生身であり、他は殆どサイボーグ。
だが、外見的な違和感は少ない。スーツの上に白衣を着用し、またサングラスもしている。
髪の毛も既に地毛ではないので、日によって髪色や、長さも含めた髪型をコロコロ変える。
【台詞】
「『暴走能力の意図的な発動』――着眼点は悪くない。だが、少し甘い。
 被験者が生き残っているじゃないか。元々の責任者が失敗したのもそのせいだ。
 観測したいのは暴走の原因や暴走した際のデータ……もっと徹底的にやるべきだったな」
「確保部隊が全滅? ……他の組織とブッキングしたってワケじゃあ無いな。
 裏で妨害の為に動いている連中がいるのか? ……まあ良い。すぐに『代わり』を用意しろ。
 何か企んでいる奴がいるとしても、直ぐに炙りだしてやろう」
【SS使用条件】  特に無し

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最終更新:2013年05月05日 10:41