【名前】雛之(ひなの)
【性別】女
【所属】科学/暗部
【能力】流域操手(フロウチャーター)レベル3
流動性(つまり“流れ易さ”)を増減させることができる。
対象は気体に限られるが、衝突寸前の物体と自分の間にある気体の流動性と向きを反らして瞬発的に衝突を免れる応用性がある。
しかし範囲の射程距離が短いために相当な反射神経を要するがこれに関してはクリアしている。
範囲及び上限数は「0.5倍~4倍増減」「掌から約8㎝」「両手でさばききれる程度」と範囲は厳しめ。

実際、両手というのは能力自体を安定させるための縛りでありそれが理由でレベル3認定。
能力自体を自由化させれば範囲は体表全体、射程距離は30㎝となり増減数も飛躍、防護・攻撃性が鋭くなる。
強度で言えばレベル4.
気体を媒体にすることで滑走力も上がり暴風や、それを連動させて水に触れれば水の渦も起こせるなど応用が利く(その代り起こせても操れはしない)。
ただし、この能力は気体そのものではなく「流動性」に干渉しているため、気体をダイレクトに支配できる風使いとは根本的に能力の理論上ズレてくる。
上記にあった防御方法も、”向きを反らす動作”をしなければ行えない。
つまり能力の純粋な効果ではなくただの利用法の一つでしかない。
流動性を増減させた場合は吹いている風の静止も可能。
通常時も自由化時も共に効力持続時間は最大で約15分。連続使用可能。

しかしこの自由化というのはいわゆる《暴走能力》。
ソレに適した薬(体晶に類似)を服用した状態で感情が暴走していれば演算能力と同時に暴発する。
長時間服用すれば精神崩壊を起こすため限界は20分。


【概要】
暗部で活動する年齢不詳の少女。
組織単体には属さず個人での「雇われ」を業務方針とする。
暗部組織間では無く能力開発実験における用心棒、闇的な情報末梢、被検体の捕獲などの活動を主体としているため、既存の暗部組織との直接的な関わりはほぼ皆無。
現在受け持っている『木原乖離からの依頼』もその一つで、チャイルドデバッカーへの対抗馬。

奔放で明るいが、暗部関係者に多い人格破綻した一面も持つ。
チャイルドデバッカーの名前をイマイチ覚えきれず、口にする度に変わる。
自称する名前は本名ではなくフルネームをアナグラムしたもので、仕事中もソレで通している。
理由を聞くと乙女の鉄槌を喰らわされる。
(本当は本名がモロ男なため)
ドーナツが大好物で一日三食飽きもせず食べているが、太らない体質なのかその分働いているからなのかは不明。
味方だろうが敵だろうがよくドーナツを(半ば強引に)勧める。

暴走能力のために非常事態用として円盤型ケースに入った謎の液体薬を持ち歩く。
この液体薬は彼女がかつて人臣が指揮していた能力開発実験にて適正を魅入られ貰ったもの(人臣自身に貰ったのかは不明)で、現在は切れた場合に乖離に補給してもらっている。
味は「クソ不味い」。
慈善活動を快く思っておらず、チャイルドデバッカーのような組織は苦手視する。
自ら被検体であったことは「本当に能力が向上したから良いよ」と逆に感心。
感情は常時爆発しやすいわけではないが、いきなりスイッチが入りやすく暫く抑えの利かない悪い意味で熱い。
能力のために鍛えた反射神経は相当のものだが弾丸までは見切れない。

【特徴】
口癖「丸い」「丸く」「輪っか」など好物を連想させるものが多い
身長166㎝ほど。
蜂蜜色の肌、クリーム色のロングヘア、三白眼気味。
へそ出しルックで、シャツにサスペンダー、短パン
【台詞】
「代打いっきまーす!」
「この場も丸く収められればラクなんだけどねー、チャージングデバックさん?・・・え、違う?」
「ほら乖離さん!美味しくて丸い輪っかの差し入れですよー!」
「なァにが慈善だ!?自己満の間違いだろうがよ!!しゃらくせぇんだよどいつもこいつもよおおおおおおおおおおおおおお!!?」

【SS使用条件】
特に無いです

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最終更新:2013年05月26日 13:58