【名前】リンネア
【性別】女
【所属】魔術/
世界樹を焼き払う者
【能力】ウルズの泉
北欧神話に登場する世界樹ユグドラシルが三本に分かれた根のうちの一本に直下したといわれる泉に基づいた魔術で作り出された泉。
媒体となる泉は何の変哲もないただの泉だが、彼女自身に刻まれた魔法陣の効果を施すことでウルズの泉と成し、操ることが出来る。
この泉(ウルザブルンとも言う)には『強力な浄化作用』がある。
彼女の魔術により、このウルズの泉は以下の効用を持つ。
- 生物の体の損傷における完全治癒
- 若返り(?)
- 腐敗もしくは枯れた植物の再生
- 魔の存在や呪いの浄化
以上の効能は泉に入るもしくは全身に浴び続けることで初めて現れる。
なお、いずれの効能も成果が確実なだけあって常人は必ず半日以上は泉水に浸からなければならないという制約がある。
だが幾度もこの泉に入り治癒を繰り返すことで耐性がつき、リンネア曰く「死ぬほど浴びれば私のようになります」だそうで、その証に常に水に浸かっている上、泉水を操作して定期的に全身にベール状に纏っているため、致命傷を与えられても瞬間的に再生するまで至っている不死身人間。
若返りというのは、どちらかというと「若返っている」より「現状を新鮮なまま保存している」が正統。
どれだけ腐っている植物であろうが時間が許すならば再生可能。
魔や呪いの浄化に関してだが、これは簡単に言えばお祓い。
RPGでよくある、呪われたアイテムの呪縛を取り払うような感じ。
だが何でも浄化出来るわけでなく、死んだ生物を甦らせることは不可能だし、彼女の力量を超える呪いは完全には浄化出来ない。
条件として、彼女が泉から離れてしまえば術式は消滅し、ただの泉となる。
しかし彼女が相応しいと認めた空気の澄んだ美しい泉であれば再び術式を施すことは可能。
万能であるため、『世界樹を焼き払う者』では貴重な治癒能力者として重宝される。
ちなみに泉でレベルアップしたり女神が現れたりなんかはしない。
【概要】
『世界樹を焼き払う者』に所属する構成員。
魔法名は「Fons841(枯れざる泉)」。
北欧の何処かにある、未開の地である森の奥に棲む年齢不詳の女性。
目術によってその住処(泉のほとり)をつくっており、まるでそこに磔にされているが如く動かない。
排泄とかどうすんだ、なんて言ってはいけない。
自称「100歳はとうに超えてる」らしいが、魔術のことがあるので疑うより信じる方が正しいのかもしれない。
おっとり系のマイペースな性格で穏和だがサラッと毒気づく一面も。
恐ろしく身体能力が低く例えるなら跳び箱の3段すら飛べないレベルだのに、自分の泉が怪我された時だけボクサーもビックリの右ストレートをかます。
生活柄、人間の友達がいない。
森にはピクシーやユニコーンがいて毎日楽しく過ごしている、と本人談。
そんな時は苦笑いしてあげてください。
【特徴】
いつも泉に浸かっているか足だけ浸けている(裸足)。
全身泉水に濡れた、シルクのネグリジェ姿に長ったらしい金髪、翠色の瞳。
泉の効果で恐ろしいほどに美しく保たれた美貌。
艶めかしい体つき。
白い肌には所々に魔法陣が刻まれている。
頭部には森のお友達にプレゼントしてもらった、木のツルと花で編んだ冠。
【台詞】
「あらぁ~来てくれたのねみんな!まぁ、今日は木の実をたくさん持ってきてくれたのね。それじゃあお茶会でもしましょうか!」
「うふふっ!ピクシーちゃん達が花冠を作ってくれたのよぉ。」
「あらやだぁ、斧を落とせば女神様が出てこられるとでも思ったのですか?無礼な方ね!」
「さぁ・・・力を抜いて・・・・・・。」
「さて、言いたいことはそれだけですか?ふふふ・・・泉を汚した罪は重いですよ?(スッ)」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2013年05月28日 21:58