【名前】蒔絵乃亜(まきえ のあ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】超加速砲(ニュートラルビーム) レベル4
【能力説明】
重力子(グラヴィトン)操作により中性粒子を高密度に固定及び加速し、
向きをコントロールすることによって加速粒子の軌道半径を一定に保ちながら光速の1%まで加速して撃ち出す中性粒子ビーム砲。
中性粒子とは電荷的に中性な粒子でありさえすればいいので、中性子そのものでも、陽子1個+電子1個の組み合わせの水素原子でも何でもいいが、
基本的に彼女は持ち運びに水素を用意している。
円形加速中は空気が排除され、真空トンネルが形成される。
五十メートル強の有効飛程を持ち、戦車を五両を並べて撃ち抜く威力を持たせられる。
予定加速到達まで二十秒間を要するため、毎分三発射が限度とされる。
強い反動のため、静止して安定した発射姿勢を保つ必要がある(固定砲台でしかない)。
加速した中性粒子の衝突によって射線上の空気は瞬時に電子を剥ぎ取られ、プラズマと化してしまうほどで、
目標には大量の粒子が直撃する事による、物理的な消滅破壊が発生する。
具体的には原子よりも小さい荷電粒子(原子核)が高速で目標の原子核に衝突すると、
双方とも粉々に破壊され、命中部位は構成する原子そのものが消滅する。
また、このエネルギーによって命中点の周辺近くまでを三千度の超高温プラズマ化する。
周囲(およそ半径300m)の重力子を観測できるため、周辺空間の質量変化を検知できる。

  • HsEES-01『機能拡張性複合素材着《パレットスーツ》』
特殊ナノ分子素材で、一層5mm厚の5層構成。地球外環境での活動を想定した宇宙服として設計されたため、様々な機能を持ち合わせている。
グレーとブラックの色の六角形を組み合わた幾何学的なデザインで、環境変化の度合に応じ、機能を調整して色を変化させる。
最表層は定温維持機能により、1000度~-100度の周辺温度を断熱し、内部の温度を一定に保つ。
周辺温度がこの下限・上限値を超えた場合、温度が上昇、下降が始まる。
また外の熱エネルギーと素材内の有機化合物及び二酸化炭素と光によって合成した酸素を補充し、
生命維持を延長する。但し、素材内の有機化合物の消費によって、使いすぎると最表面が消失する。
二層は水素吸蔵合金のナノ分子素材でできており、水素を任意に吸蔵・排出する機能を持つ。
基本的に防水、赤外線、有害紫外線を最表層でカットし、三・四層を持ってアルファ、ベータ放射線をカットする。
五層は服の形状を支えるために構造を可変的に維持する「張力調整機能」を持ち、
最も薄く1mm厚まで収縮して密着性の向上による動きやすさの向上や部分的にこれを行うことで傷口の圧迫や骨折部分の固定を行う救急機能を稼働したり、
最も厚く100mm厚まで膨張し、かつ内部の空気層を1㎝分作ることで、
弾性による衝撃吸収や真空での活動を可能にする与圧機能を付け加えたり、着脱(パージ)できるようにする。
この他、発汗を吸収する吸湿性や、着用者の心電図、血圧バイタルを検知する機能を持つ。

厚くするか薄くするかの張力調整によって生じるメリットとデメリットを使い分けするようなイメージ。
この機能は両手グローブの手首に付いたバルブを操作することで行う。
【概要】
長点上機学園三年在籍。暗部の特殊部隊『ブランチ』リーダー。
「最強の矛」を自称し、誰の手にも収まらない「最強の盾」を管理する手腕を持つ。
保有する攻撃性は「盾」をさえも凌駕する域であり、邪魔な物は全てを薙ぎ払うことが彼女の生き甲斐となっている。
作戦を立てるよりもまずはド直球な正攻法を好み、部下に生じたブレを逐次修正させていくタイプ。
上手くかみ合えば他の暗部の追随を許さない作戦遂行能力を発揮するが、かみ合わなければトコトン失敗する。
いわば部下を選ぶ上司。人材派遣(マネジメント)にも登録しており、ターゲット一人につき数千万単位の報酬を求める。
防護性に欠くが、そのために御盾とペアを組んでいる上、異常なタフさを発揮し、腕や肋骨が折れた程度では行動を妨げられないため、
並大抵の攻撃では彼女を阻止することは困難。
また一度目を付けた相手は執拗に狙い続けるポリシーであり、攻撃する際は時と場を選ばない。
日常生活においては媚びが強い言動が多く、異性からは興味を持たれ、同性からは嫌悪されている。
暗部活動中、数年前に学区内のスキルアウトを狩り尽くしたという逸話を持ち、図らずも治安向上に寄与していた。
自動車免許を取得し、兵器を駆ることもできる。
【特徴】
黒髪長髪。左目から頬にかけて大きな火傷がある。軽装な私服を好む。
上着はごわごわの安いカシミアのカーディガンセーターを崩して着用し、
インナーは茶ベストIN黒シャツINタンクトップ、下着は茶ショートスカート、ロングブーツ
暗部としてメインに着用するのは特殊な機能拡張性を備えたボディースーツである。
胸囲は美琴よりは上。
【台詞】
「単刀直入に言うとね。目障りなクズ共が都合よく集ってっから、一掃すんの。」
「とくに意味はないけど、猫ぱーんち!」
「破壊女だなんて心外な。私、こう見えてもか弱いオ・ト・メってやつなんだ。・・・・んだよ、その絶滅危惧種≪レッドリスト≫でも見たかのような目は!」
「あん? なんだ、なんだ? 状況をよく考えてから物を言えっての!」
【SS使用条件】
無し

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最終更新:2013年06月02日 10:37