【名前】
シホウ・ヨツバ(四方 四葉)
【性別】

【所属】
魔術
【能力】
歪曲運命の術式
【能力説明】
『四十四葉のクローバー』
運命の女神であるモイラの神話を基にした術式だがこの術式は彼女が生み出した訳ではない。
元々、とある魔術師が小さな幸運を司る術式を編み出し、それを「四葉のクローバー」のアクセサリに込めて
(所謂、持ってると運が向いてくる的なお守り)作り出した「幸運になるアクセサリ」だったのだが、
この「シホウ・ヨツバ」という少女がこのアクセサリーを手にした時、彼女のあまりに強く、複雑すぎる因果に絡め取られ
術式が歪み不完全な形で発動し、その後もあまりに異様な運命を持つ彼女の近くに有り続けたせいで全く違う効果を発揮するようになってしまった。
今は、本来の「対象を幸運にする」効果ではなく「近しい者も含めてその運命を奇特な物へと変容させる」といった効果を持っている。
この術式のせいで彼女は凄まじいまでの強運と不運を両方持ち合わせ、彼女の存在そのものが
周りのありとあらゆる展開、確率、出来事に影響をもたらすほどの歪んだ影響力を持つ。

『四次元の運命線』
上記の運命干渉から生まれた彼女特有の術式で、元々は「他者と記憶を共有する」術式なのだが、
「未来の対象と現在の対象の記憶を混同させる」といった術式に変化している。
悪用すれば対象に未来の記憶を大量に流れ込ませ混乱させたりも出来る。
因みに、この術式で共有出来る記憶は「現在の時点で対象がたどるハズの未来の記憶」なので
そこから運命が変わるでき事が起きれば、記憶が一致しなくなる。
というより、シロツメクサ本人が近くにいる時点で運命が変わり続けるので
完全に一致する可能性はほぼない。
ちなみに彼女はこの術式を娘である「四方視歩」に使用しており、
そのため彼女は幼少期から未来において自分が知り得る知識や情報を一部記憶として保持している。

【概要】
世界中を放浪している日本人の女性。その術式の影響で、
あまり一箇所に留まり続けるとその周囲が色んな意味で大変なことになるので
世界中を旅して回っている。身を隠しながら暮らし、能力の影響で他人からの認識やら知覚がおかしなことになっているので、
彼女のことを知っている人物はほとんどと言っていいほどおらず、魔術師としては極端に無名。
彼女の訪れた場所では信じられないような事が起き、彼女が通っただけでそこを舞台に何かしらの物語が始まることもある。
旅の途中に娘を出産。「四方視歩」と名付ける。
だが、四葉自身誰かと関係を持った覚えはなく、恐らく「処女懐胎」という極限にまで数奇な運命を引き寄せてしまったと思われる。
しかし自らの力で娘を歪んだ運命へと巻き込むことを嫌い、学園都市に置き去りとして置いていくことを決断する。
なぜ彼女がこの術式を宿すほどまでに複雑な因果を背負ってしまったのかは不明で、幼少期に何かしらの要因があったと思われる。
因みに魔術師であるが魔術はからっきしで、戦闘能力は皆無。
しかし上記の例にもあったように、彼女を殺そうと思っても何かしらの偶然、幸運が重なり滅多なことでは死ぬことがない。
自らのこの力を「悪魔の力」と称し、自分を「悪魔」と呼ぶなど、この力や自分に嫌悪感を抱いている。
また、きっかけとなった「四葉のクローバー」は彼女から外れなくなっており、
首から下げたこのアクセサリが胸に埋め込まれたような状態になっている。
【特徴】
見た目の特徴は髪を銀髪にして瞳の色を赤くした「四方視歩」そのままである。
歳は30歳を超えているはずなのだが非常に若く見える。
ただし服装は黒いフード付きレインコートを着ていて顔を隠している。
ほっぺたに四葉のクローバーのペイントがある。
【台詞】
「運命の糸は繋がっているわ。どれだけ離れていても、時を超えようとも。・・・複雑に絡み合って、解けないように。」
「ああ、私と会ってしまったのね・・・。「悪魔」に出逢えば全てが変わる。そう、貴方の「運命」さえも。」
落ち着いた物腰で抑揚が少ない淡々とした喋り方をする。
「あ・・・。猫だ・・・。にゃーん、こっちにおいで~」
因みに娘と同じく猫が好き。
【SS使用条件】
物語のアクセントにどうぞ。

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最終更新:2013年06月07日 23:58