【名前】
四方 視歩 (しほう しほ)
【性別】
女性
【能力】
風力創造(エアロメーカー) レベル4
【能力説明】
自分の周囲の気体を限定的に操り風を発生させる事のできる能力。
この能力の特徴としては、
① 自分を中心として半径50mの範囲にある気体を操ることができる。
② 一度に操れる気体の量は半径10mの球の体積と等しい。
この量の気体を半径50mの範囲の中の好きな位置を基点として操ることができる。
③ 与える動作の限界速度は操る気体の量に比例して減少する。
また、起点の位置が自分から離れていくにつれ減少する。
つまり、最も効率よく使うには自分のすぐ近く、且つ範囲が小さい必要がある。
(限界量ギリギリだと56~63m/s。暴風と呼ばれる風速。)
(主な使い方である「拳を風で包む」程度の大きさだと142.2m/sに達するがここまでの速度を実現するには自分の体の極近くに起点を設定する必要がある。
ちなみに風速100m/sで家とかが丸ごと吹っ飛ぶレベルの風)
上記のように体の一部を包む風を生む場合は拳や足を中心とした竜巻が発生するような形で、この状態で殴りかかると拳に当たる前にまとった風で
凄まじい衝撃と共に対象が吹っ飛ぶ、または消し飛ぶ。
④ かなり精密に風を操作でき、また起点の設定もほとんど誤差なく狙ったところに行える。
よって、自分に向かって風を吹かせ、リアルタイムで風を操作することで一時的な飛翔。高速移動などが実現可能。
⑤ 動作を与えられる範囲もまた半径50mまで。もちろん生んだ風自体はこの範囲を超えても、
自然に減退するまで動き続ける。
かなり強大な能力であるが広範囲な風を起こそうとすると風力が下がり、攻撃力が低くなる。
防御能力が風をまとって物理的な攻撃を逸らすだけ。等の理由から、
「一人で軍隊と戦える」程の戦闘能力ではないためレベル4とされている。
主な使い方としては、周囲の空気を操り風を生む。生んだ風を着ているパーカーで受けて高速で移動したり飛翔したりする。
また、空気圧を上げたり下げたりも出来る。
真空波を発生させ斬撃を飛ばすことも可能。風を身に纏うことで物理的な攻撃を逸らすことも出来る。
(拳銃などに対しても有効で、余程の威力、または近距離から撃たれない限り直撃はしない。かする事はよくあるが。)
能力そのものに特殊性は無いが、応用力の高い能力であり本人の経験と技術も相まって様々な場面に対応出来る能力となっている。
能力を発動する時、目から炎のような形状の光が出るという特徴がある。
(ここでこんな例えを出すのはどうかと思うが、ブラックロック★シューターみたいな感じ)
その光の色は、能力使用の負荷により変色する。普段は青だが、出力を上げると赤く変色する。
【概要】
チャイルドエラー出身で、生後まもなく学園都市に捨てられ、研究員に
被験者として引き取られる。
「暴走能力の意図的な発動」を目的とする実験の
被験者として能力開発を受けた上で人体実験を受けていた。
多数の
被験者の中で最も早く能力に目覚め、尚且つ強力な能力の兆しがあったため人臣により多数の
被験者から
引き抜かれ、より危険かつ非人道的な実験を受けさせられていた。
運良く命を失うことなく生き残り続け、13歳の時、身の危険を感じ脱走を敢行する。脱走の際に当時の責任者であった人臣に重症を負わせ、その時点で責任者が交代した。
それまでの責任者は残酷非道で
被験者が死ぬことも厭わない人物だったが、交代後の責任者は良識的な人物で、
被験者に命の危機があることが判明した時点で計画を凍結し子供たちを解放した。
同じ実験を受けていた
被験者のうち殆どは学園都市の外の里親に引き取られ幸せに暮らしている。
脱走した四方のみはどこかに引き取られる事もなく学園都市で一人で暮らしている。
実験の成果は正式には出なかったようだが当時の
被験者は全員レベル3を超えているなどの事から
この実験に興味を持つ科学者が多数存在しており、
現在も実験の再稼働が行われようとしているがその度に何者かの破壊・妨害工作により
再開には至っていない。もちろん実験を阻止しているのは視歩である。
また実験を再開しようとする研究者の中には
木原一族である「
木原乖離」も存在していて、
とある実験を阻止しようとする際に、四方は彼と接触し彼を「倒すべき最大の敵」であると理解し、
彼の計画を阻止するため一人奔走している。
木原乖離や
木原算術からチャイルドエラーを守るため、また彼らの計画に元
被験者が再び巻き込まれるのを防ぐため、
木原乖離のやり方に否定的な人臣と再び接触し、元被験者達の所在を聞き、自ら訪ねて人を募り「
チャイルドデバッカー」を設立する。
また、メンバーの認識では倒すべき敵は「
人臣上利」であるとされていて
真に危険である「
木原乖離」の存在は、四方によって隠されている。(メンバーを危険な目に合わせないため)
四方自身は人臣がこれ以上手を出さない限り関わる気はないらしい。
デバッカーの中でも特に暗部に深く関わっている身のため命を狙われることも少なくなく、
全ての問題が片付いた暁には、報復がメンバーに向かうのを防ぐため
チャイルドデバッカーを去るつもりらしい。
「
人臣上利」によれば「暴走能力の意図的な発動」の実験の成果は出ているらしく
「四方視歩」の能力に実験の成果が隠されているらしい。この情報は人臣のみが知ることで
人臣は公表するきはないとか。ちなみに四方本人も知らない。
考えの読めない性格で飄々としているようだが、内面は意外と普通であり組織内での軋轢への対応に頭を悩ませている一面も。
しかしながらメンバーからの信頼は高く「謎は多いが、頼れるリーダー」で通っている。
冷静な発言などからドライに見える点もあるが仲間思いが行き過ぎて黙って単独行動をすることが多い。
上記のとおりメンバーを守るために自己犠牲も厭わない性格であるため危なっかしい性格と言える。
ちなみに16歳で高校一年生。一応高校に籍を置いているが、普段は通っていないらしい。
被験者時代に体術の指導を受けており、本人の戦闘技能は高い。自身の能力を合わせて活用することで、
驚異的な動きを行うことができる。それを活用した肉弾戦が主な戦闘方法。
もちろん能力を使用した飛び道具なども可能。
彼女自身はたとえ非道な研究者が相手でも命を奪うつもりは無く、またメンバーが研究員を殺そうとしているのを止めたりと、
極力死人が出ないように行動している。理由としては、デバッカー設立前に出会った「とある実験」にて、子供たちを救うことができず
結果的に研究員も含めてその実験の関係者がほぼ全滅してしまった事がトラウマとなっており
「二度と目の前で誰かが死ぬのを許さない」と公言している。
【特徴】
黒髪のショートカットで猫耳のような癖っ毛が特徴。
フード付きのネコミミパーカーを着用しており灰色の衣服を好んで着る。
ネコミミパーカーは
被験者時代に人臣にもらったもので、最先端技術で出来ており相当な強度を誇る。
パーカーの丈が長くパッと見た感じコートか何かに見える。風にはためくパーカーがそこはかとなくスタイリッシュ!
スカートを履いているように見えるが実はスカートに見えるズボン。これで風を使っても安心だね!
小柄で高校生の平均より身長は低め。普通乳。に見えて実は隠れ巨乳(だって絵がああなってしまったから仕方ない)
瞳は灰色で、大きめ。全体的に見てカワイイと称される感じの容姿。
男女分け隔てなく接するタイプだが、好みのタイプは「共に歩んでくれる人」であるとのこと。
【台詞】
「私を敵に回さない方がいいよー。貴方が思っている以上に私は異常だよ?」
「さあ、頭脳戦と洒落込もうか。称賛すべき勝算を君に授けてあげる。」
「みんな仲良くってのは難しいのかなぁ・・・。世の中ままならないもんだね。」
「貴方の野望は止めてみせる。他でも無い私の手で。・・・さあ、始めようか!
木原乖離ィ!」
自分の名前に掛けているのか同じ読みの違う言葉を合わせて使う喋り方を好む。
一人称は「私」二人称は「貴方」「君」
ちなみにデバッカー設立以前と以後で性格や喋り方が違う。
理由としては「組織の上に立つ人間は強い性格でないといけない」という考えから
それに相応しい性格を演じるようになったことが始まり。
以前の性格は御坂美琴に近い感じ。一人称は「私」二人称は「アンタ」「貴方」
決めセリフ的な
「例外は無い。悪人だろうと善人だろうと、二度と私の前で人を死なせはしないよ。・・・だから、私は君を殺さない。」
「自己満足と言われようが構わない!助けを求める人がいるならば、誰であろうとこの手で救ってみせる!それが私の生きる道だ!」
【SS使用条件】
自由に使ってくれておkです。
最終更新:2023年02月26日 17:13