【名前】劉櫻花(りゅう おうか/リュウ インファ)
【性別】女
【所属】魔術/無所属
【能力】『気功術』
【能力説明】
劉史代のそれとほぼ同質。
彼女の場合練功を積んでまだ日が浅いが、熟練でも特に難しいとされる他者の気の操作が可能である。
これは主に怪我や病気の治療に役立ち、逆に気の循環を悪くさせることで病気を誘発させることもできる。
『外気功』は以前より無意識の内に行っていた経験と単純な練功の不足により、操作が少々粗い。
具体的には排出と供給の速度が常に一定ではなく、それらの量の比率も悪い。
しかし以前までのように排出量が供給量を上回ることはないため、寿命がこれ以上減る心配はない。
言い換えると供給量が排出量よりも遥かに多くなったため、未曾有の厄災に見舞うという別の心配がある。
考え方を変えればそれだけ莫大な量の生命エネルギーを保有しているため、今後名の知れた魔術師の教育により
常人では到底扱えないレベルの大魔術が行使できるようになるかもしれない。

身体能力は曾祖父より教えられた『内気功』と実戦のイメージトレーニングにより飛躍的に向上し、
反応速度と回復力では仙術展開時の欣龍鳳のそれと張り合えるぐらいまで成長している。
しかし実践経験を曾祖父としか積んでいないため、変則的な戦闘や人海戦術には滅法弱い。
【概要】
劉史代の曾孫にあたり、生まれた時から『外気功』を無意識に扱っている天才児。現在17歳。
『外気功』による短命化を防ぐため、欣龍鳳に連れられて3歳の時に曾祖父のもとを訪れる。
5年目で曾祖父である劉史代より『内気功』を会得し、10年目で『外気功』の意識的な操作が可能となった。
現在は死期が近いと悟っている曾祖父に従い、その身辺の整理を手伝っている。
彼女の祖母の実家が日本にあることを理由に、日本にいる欣龍鳳に会いに行こうと何度か試みたが、
その都度曾祖父に対する最後の孝行を完遂するまで会いに行くことは許されないと自制している。
欣龍鳳は彼女にとって命の恩人であり、修行時から兄のように慕っている人物である。
しかし思春期を曾祖父と過ごしたせいで異性としての男性に些か幻滅するようになってしまった。
そのため彼との関係も一歩置いた感じの対応が多く、依然として恋愛感情を自覚していない。
性格は冷静沈着。早熟しており、落ち着いた口調で話すことが多い。他人の意見も尊重する。
現在は曾祖父と二人暮らしだが、以前は近隣の学校に通わせてもらっていたため語彙力も十分にある。
最近まで曾祖父とは別に、近所に住む子供達の面倒を見ては彼らに混じって遊ぶこともあった。
また趣味で映像媒体にも触れており、中国の風光明媚な土地の記録を写真として残している。
【特徴】
身長155㎝、体重50㎏。日本人と中国人の血を引く。美人であるが、それ故に薄命になるという心配はない。
茶髪で短めのツインテール。透き通った声と時折見せる満天の笑顔がチャームポイント。
服装は特に定まっていない。年頃の女の子と同じく、流行りの服には敏感に反応する。
【台詞】
「日本に帰ろうかな。もう一つの故郷に。……あの人に会いに」
「『気』は万能ではありません。況してやそれだけで全知を極めることは不可能であると、私等は考えます」
「こらっ!おやつはさっき食べたでしょ!」
「師匠、…曾お爺ちゃん。長い間、大変お世話になりました。――――ありがとう」
【SS使用条件】
特に無し

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最終更新:2013年10月05日 15:54