【名前】賭善 隼(とよし じゅん)
【性別】女
【所属】科学
【能力】空力推進(ジェットパック)/レベル3
【能力説明】
体表面にのみ噴出点を設置できる『空力使い』とでも言うべき能力。
噴出点1つあたりの出力は、大体人一人を時速100キロくらいで飛ばす程度で、束ねればさらに高速で飛行できる。
同時に5つまで設置することが可能で、移動や格闘など様々な用途に用いられる。
また、設置時に多少なら噴出方向を調節することも可能(設置面の法線から9.57度以内)。
○使用例および注意点
・肘や踵、ふくらはぎ等に噴出点を設けて高速パンチ・キック
→最大出力だと余裕で自分ごと相手を粉砕骨折させてしまう
・背中や足に噴出点を設けて飛行
→バランスよく設置+姿勢制御用の噴出点を設けないとあっさり墜落する
・モノに触れつつ噴出点を設けることで吹き飛ばす
→対象物の重量次第では自分が吹き飛ぶ。あるいは対象物と反対方向に噴出点を設けることで耐えることは出来るがヘタしたら潰れてヤバイ
彼女はこの辺りの注意点はしっかり押さえているが、極限状況下に置いてはちょっとミスることも。
【概要】
白帝学園高等部の1年生で、《風紀委員》
九九支部に所属している。
性格は前向きで単純。反省も後悔もするけどそれを引きずりはしない。立ち直りが早いというべきか。
両親が共にアスリートで、さらに親族にその手の人間が多い。隼という名前も彼女の運動能力を期待して付けられたもの。
そういう家に育っているため、スポーツ工学においても最先端である学園都市に入れられたのもある種当然。
実際彼女は名に恥じないように育ち、同年代の中ではトップクラスの運動能力を誇るようになり、毎日楽しくスポーツをしている……のだが。
どうにも心根が純粋というか単純というか、余り複雑な物事を考えるのが嫌い(強能力者であるため頭脳自体はそれなりなのだが)。
そのため、サッカーのような大人数で対戦する種目は苦手。楽しむためにスポーツをしているのに、相手の場所とか自分の場所とかいろいろ考えてプレイしたくないとのこと。
逆に、陸上競技のような対戦相手のいない種目に関しては常に上位の成績を収めている。
ちなみに現在は能力の応用も考えて様々な種目に挑戦しており、体の動かし方やらを学べる体操種目や武道、陸上競技なんかを楽しんでいる。
とまあ、このように運動が大好きなのだが、彼女は特に運動系の部活に入ってはおらず、全てプライベートで行っている。
何故かと言うなら、彼女にしてみればスポーツは全力で『ただ楽しむため』のものであり、たとえば誰かと競いあって『勝利するため』のものではないからである。
自分の信条が真剣に(彼女も真剣ではあるが)スポーツに取り組んでいる人に『失礼』だと受け取られ得るものだとは分かっているし、自分でもその通りだと考えている。
結果、彼女は十分に運動能力を活かせ、かつ運動部というわけでもない風紀委員に所属するようにした。
もちろん単に消去法というだけではなく、彼女が十分な正義感の持ち主であることも一因となっているが。
風紀委員としての仕事振りはと言えば、やはり書類を片付けるより見回りなんかに力を入れている。
時には正義感にあかせて区外での捕物なんかをすることもあるが、怒られて始末書を書くのまでがお約束。
【特徴】
身長156センチ、体重は秘密。
手足が長めかつスマートな体型。いかにも運動が出来そう!な感じ?
顔は中の上~上の下あたり。美少女と言えなくもないが愛嬌のほうが先に出る、というか。
染めたり脱色したりするでもない黒髪をセミロングのポニーテールでまとめてる。癖っ毛のためあちこち跳ねてるのはご愛嬌。
まともな私服は少なく、制服以外の時は大抵はジャージやらのスポーツウェアを着てる。
風紀委員の仕事中はクビからホイッスルを下げており、注意するときなどに盛大に吹き鳴らす。
常の表情は楽しそうな笑顔が多い。
【台詞】
一人称は『私』で、基本的にですます調。大体最後は『!』で終わる。
「さあ、今日も張り切って悪い人を捕まえましょう!……っと、悪い人がいないほうがいいんですけどね!」
「今日も絶好の運動日和ですね!この暖かな日差しの中であれば、体も冷えたりしないでしょうし!」
「いつもの様に絶好の運動日和ですね!雨の日は足元に注意を払って体幹やバランスを鍛えることが出来ますよ!」
「そこの貴方!窃盗は犯罪ですよ!ダメです!即刻お縄を頂戴しますからね!」
「ところで、女の子に『隼』って名前はどうなんでしょう……?
あ、読みは良いんです!字面ですよ!燕とかでも良かったと思うんです!」
【SS使用条件】
殺したり殺されたりしなきゃいいです
最終更新:2013年12月28日 12:25