【名前】金岡華寿(かなおか・かじゅ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】共感芳香(アロマティックエンパサイザー) レベル2
【能力説明】
その時の気分に合った香りが体から発生する。匂いの元は自分の汗を再構成して作り出しているので要するに汗の匂いが変わる。
レベル1では「近寄るとほんのり香りがする」程度だが、レベル2からは共感覚性の効果により自分の感情が周囲に伝染したり、なんとなく伝わったりする。
強い感情には強く出る。レベル2の力では感情が伝播するまでに到るのは喜び、悲しみ、怒り、恋愛、苛立ち、苦痛、不快、緊張など強い感情に限られる。
強度はレベル2認定だが、制御ができないため事実上暴走状態。寝ていても夢の内容に応じて垂れ流す。かなり集中すれば発動を抑えることはできるが、くすぐられたり動揺すると漏れる。
作り出した香りは広がったり残ったりするので密閉空間ならそれなりの範囲で感じられる。
香りそのものはほのかなものなので、別の強い匂い(カレーとか)により効果が打ち消されることがある。
【概要】
白帝学園中学の二年生。
明るい性格で、短い間にくるくると表情が変わる。男女問わず友達も多い。
能力の影響もあり良い意味でも悪い意味でも、文字通りクラスのムードメーカーとなっている。
本人にとっては悪い面の方が重大で、自分で出した香りの共感覚性で感情を自己増幅してしまったり、
一ヶ月のうち五日間ほど、ものすごくどんよりとした空気を纏ってクラス中をいろんな意味で微妙な気分にしてしまうことを密かに悩んでいる。
そんなこともあり、これ以上の能力開発には消極的。
バレたくない感情が漏れるのを抑えようとしている時は神妙な表情になり注意力が極端に落ちるので、隠していること自体はバレバレである。
勉強やスポーツは特に秀でたところのないごく普通だが、大覇星祭などイベントでは張り切るタイプ。
趣味はカラオケ。上手くはないがダダ漏れの能力が乗るのでわりとズルい。
【特徴】
栗色ショートを後ろでまとめたお団子ヘア(看護婦がよくやってる感じ)。
150cm、標準体型、丸顔丸目、黒目がちな眼鏡っ子。
【台詞】
「えっへっへっへー、出ましたなー」
「ぷぷっ、おもしろいよ、それ」
「ぐすん、そりゃないよ」
(だいたい笑い声か感情を表す擬音から入る)
「え? あっ、うん」(能力を抑えている時の反応)
男子は苗字+くん、女子は名前で呼ぶ。一人称は「わたし」
【SS使用条件】ご自由に
最終更新:2014年02月05日 23:14