【名前】アレクサンダー=トリガーパルス
【性別】男
【所属】魔術・科学
【能力】シュリト
【能力説明】
霊装
『ディートリッヒ伝説』に登場する「蛇の様に滑走する」という意味を持つ剣をモチーフにした儀礼用の西洋剣。
儀礼用である為剣そのものに刃は着いておらず、束に付けられたダイヤルを回す事で剣の性質を微妙に変化させ、振るった際の剣の軌道と範囲と切れ味を自由に変える事が出来る。
「剣を振る」という動作に連動して任意の剣撃が「発生」するだけなので、例え横に振るったとしても対象が縦に割れたり、風穴が空いたりする。
その為完全に受け止める事が難しく、彼曰く「初見殺しの剣」らしいが、軌道が固定されているので軌道を一度読まれると途端に劣勢を強いられてしまう。

その他延命関連の術式に造詣が深く、同じく『ディートリヒ伝説』に登場する巨人が用いた魔術を参考にした「剣限定で攻撃を無効化する術式」を始め、様々な「延命用」の術式を自身に組み込んでいる。
【概要】
学園都市に単身襲撃してきたアメリカ出身の魔術師。過去に十字教文化を重んじて規則を守る生活を行う魔術結社に在籍していたが、とある理由で結社の人間と衝突、無抵抗な結社の人間を一方的に殺害し半ば壊滅状態に追い込んで逃走。
その後数年間行方を晦ましていたが、その間にも他の魔術結社を敵に回す様な行為を繰り返していた様で、複数の魔術結社の目を掻い潜りながら学園都市まで行き着いたようだ。

真相はそもそも襲撃をするつもりも無かったようで、単に科学サイドの医療技術を頼って訪れただけであった。理由は学園都市の外の医療では手の施しようがないと言われた彼のの病気を治す為。
彼の術式によって細胞の分化を抑え成長を著しく遅め、痛みを抑える事で生き永らえさせているものの直実に病気は進行を続けており、時間は幾ばくも残されていない。
自分がいた魔術結社と衝突したのは、その結社が現代の技術を用いる事を頑なに禁じ、娘を自然死させようとした為。
更に他の結社と衝突したのも結社が所有する「不死」に関する魔術を手に入れようとした為。
結局魔術結社から情報を得る事も出来ず敵を作るばかりか悪戯に娘の病状を悪化させている現実にかなり焦っており、魔術も科学もかなぐり捨ててただ娘を助けたい一心で学園都市に向かうも複数の魔術結社に狙われる彼を匿う事がそれらの魔術結社を敵に回す事と同義である為、学園都市側は暗部組織『テキスト』を派遣し娘諸共殺害する様指示してある。

魔法名は「世界を照らす自由Fax998」
Faxとはラテン語で「松明」という意味を持つ言葉であり、上に掲げた松明は「生」を意味する。娘を導き未来を照らす松明でありたいという彼の願いが表されている。
狡猾かつ残忍で、基本的に娘の命を救う為にはあらゆる手段を惜しまない。
数年間、誰からも救われず裏切られ続け、娘を守る為にたった一人で戦い続けてきた所為か、気性が荒く誰に対しても敵意をむき出しにする手負いの獣の様な男だが、娘に対してだけは父親らしい穏やかな表情を見せる。

娘には「アレックス」と呼ばれており、その度に「ダディと呼びなさい」と訂正を促しているが中々呼んでくれないらしい。
【特徴】
着古した服の切れ端を縫い合わせた、複雑な幾何学模様が描かれた衣服を着ている。顎鬚を蓄えた強面の巨漢。身体も衣服と同じように、そこら彼処に傷を縫い合わせた様な跡が見られる。
【台詞】
「エリーカ、ダディと一緒に今度は学園都市に行こう、なぁに心配するな。お前の事だじきに馴れる。―――――そこでエリーカの身体の悪いバイキンとバイバイして、いっぱいお友達を作って、いっぱいいっぱい、幸せになるんだ。」
「頼む!!もう、もうここしかないんだ!!俺はどうなったって構わねぇよ。でも娘だけは勘弁してくれ。抵抗はしねぇ!!金ならある、他に要求があるなら幾らだって飲む!!!!」
「初見殺しの名剣『シュリト』―――――――もう時間がねぇんだ、とっとと済ますぞ」
【SS使用条件】
生かして暗部に落とすも、娘諸共殺すのもありです

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最終更新:2014年02月17日 22:00