【名前】エーリカ=トリガーパルス
【性別】女
【所属】魔術
【能力】星辰体魔術
【能力説明】
アストラル体の理論に基づき、肉体という「受容器」を粉末状に細かく磨り潰して周囲に散布し、空気の窒素、酸素、炭素を「回路」として組み込む事で自身の「味覚以外」の感覚を超広範囲に広げる術式。
彼女の身体に増殖する「悪性腫瘍」を逆に利用して、粉末状に出来る「細胞」を増加させ人間の限界を大幅に超える感知範囲を得る事を可能としている。
悪性腫瘍は既に全身に転移しており、魔力の精製は常に切迫している。
またこの術式は言ってみれば体を空気とするものであり、「感染魔術」に極端に弱い欠点を持つ。
【概要】
学園都市に父親のアレクサンダー=トリガーパルスと共に襲撃を行った見た目6歳程度の少女。末期の小児がん患者で、自身の病を治す為に父親に連れられて最先端の技術を持つ学園都市に訪れるが、その時には既に父親と共に複数の魔術結社から追われる身であった為、学園都市側も侵入を許可せず暗部組織を派遣して抹殺の対象にされている。

彼女の父親には自分が魔術を使える事は教えておらず、ほぼ独学でこの魔術を編み出している。自身の為に死に物狂いで戦う自分の父親を影ながらサポートする事で負担を和らげようとした為の行動だが、その魔術によって自身の身体の殆どを粉末状にしており体内は殆ど空洞状となっている。
末期の小児がんで感染の都合上普通の食べ物は口に出来ず、専用のゼリー状の栄養剤や滅菌されたレトルトの食品しか口に出来ない。物心ついた頃から「味」に対して非常に関心を持っている。
父親の戦闘から魔法名の存在は知っているが、その意味は良く分かっていない。彼女の魔法名は「心地良い言葉は蜂蜜の様に魂に甘くMelle001」
蜂蜜を意味するMelleの言葉は甘い物に対する渇望と自分には底抜けに優しい父親に対する感謝の表れ。
【特徴】
父親にかけられた術式により実年齢よりも発育が極端に遅い。元々いた魔術結社特有の民族衣装に身を纏った薄幸の幼女。
【台詞】
「へぇ、それがチョコレート、っていうの?――――あぁ、いい匂い。唯甘いだけじゃなくって、ほんのりツンとした、何とも言えない素敵な匂い。これを口に入れたら、どうなっちゃうのかしら……!!」
「もういいわアレックス、いいの。私の為にもう頑張らないで、例え甘いお菓子を知らずに死んでも構わない。だって、私はそれよりもずっと、ず~~~~~っと甘い物を知っているもの」
「アレックス、ずっと私の為に戦ってくれた、私だけの『英雄(ヒーロー)』。
Melle001―――――――これは最期まで言えなかった貴方に贈る感謝の報酬(ことば)」
【SS使用条件】
とくになし

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最終更新:2014年02月17日 22:02