【名前】石打日々乃(いしうちひびの)
【性別】女
【所属】科学
【能力】反響再演(リバーブエコー)レベル2
【能力説明】
自分が出した声や音を繰り返しエコーさせる能力。
エコーさせられる音は長くても2センテンスほど。
反響する音は最長で1時間はその場にとどまり続けるが、しだいに小さくなっていき、後に何の痕跡も残さず消失する。

【概要】
夜の繁華街、人の行き交う駅、賑やかな昼時の教室……そんな場所で囁き声よりもささやかに繰り返し語られる噂。
誰が言ったのか、誰に向けられたのかも定かではないそれは、意識せずとも人々の耳に入り、記憶に残り、やがて共通の認識となっていく。

自分の能力を使って、そんなふうに噂話をばらまき続けている少女。

唱和園高校の『新聞部(イグナイター)』に所属しているが、部内でも目立った存在ではなく、彼女がしている事に気づいている人物は限られている。
彼女が扱う噂はオカルト話や謎の科学技術、統括理事会の機密情報から隣のクラスの恋愛ゴシップまで多岐にわたり、その精度は真実に近いものから荒唐無稽なものまで玉石混交である。

元は著名なタレントの娘であったが、親がつまらないゴシップが元で人気が失墜し、自身も周囲から誹謗中傷にあった事がある。
その時のトラウマから噂話に執着を感じるようになり、噂がどこから生まれて、どう広がり、何を起こすのか実践を通して研究する『点火する者(イグナイター)』となった。

【特徴】
モジャモジャのショートヘアーの長めの前髪が彼女の鋭い眼光を隠している。
全体的に野暮ったい印象を人に与えるが、脱いだらすごいらしい(という噂)
片田舎の流行に疎そうな少女の外見とは裏腹に、彼女の心はメトロポリスの女新聞記者にも似た野心と策謀に満ちている。

【台詞】
基本的に無口であるが一旦しゃべり出すと饒舌。やや中二病ってる。
「目で見たものは疑え。口から出るものは偽り。記者は自分が書く記事、ただそれだけを真実と信じていればいいのよ」
「火種はいたいけな子羊。可燃剤は直情型の義憤。フムム、思った通り。この噂はよく燃える」
「あれ……? どっちだっけ? 私は、私はこの噂を自分で創作ったんだっけ……それとも……?」

【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2014年03月08日 23:14