【名前】篠ノ井 紫乃(しののい しの)
【性別】女
【所属】科学
【能力】電磁透視(ワイドサイト)/レベル4
【能力説明】
およそあらゆる電磁波を認識できる能力。分類上は透視能力の一種として扱われている。
具体的には、自分を中心に半径200m程度の範囲内にある『波長およそ0.005[nm]-10000[km]の電磁波』を認識する事ができる。
認識する電磁波の範囲は任意で調整可能で、可視光線のみを認識したり、ガンマ線のみを認識したりすることも可能。
流石に範囲内すべてを認識していると脳への負荷が大きく、通常は視界に合わせるように認識範囲を限定するか、「可視光のみ認識」のように認識可能な波長を限定している。
一応無理をすれば範囲内の認識可能な電磁波すべてを認識することも可能だが、負荷を考慮すると数秒が限度。
この能力の応用範囲は広く、通常は透視能力として扱われるが読心能力に近い能力として扱うこともできる。
範囲内であれば任意的に電磁波を認識できるため、壁などの障害物を挟んだ先の状況も認識可能。透視能力として扱われるのもこの使用法が基本であるため。
読心能力としては、人間の脳が発する電磁波などを読み取って対象の動作を予測したり、感情や思考を認識したりすることができる。
ただし、能力そのものはあくまでも「電磁波を認識する」ものであるため、それらの情報が何を意味するかは普通に学習が必要なのは本来の読心能力とは異なる。
そのため、認識自体が極めて高精度だとしても、それだけで相手の考えてる文言まで分かるというわけではない。
また、読心もどきは対象に集中する必要があるため、あまり広域の電磁波認識とは併用できない。
しかし彼女の場合は趣味と実益を兼ねて神経科学や神経心理学などの研究を続けており、口調や細かな機微程度の誤差を除いた相手の顕在意識を認識することが可能。
上手く活用すれば、相手の動きを読んで(肉体的限界はあるが)攻撃を回避したり、相手に質問をしてその答えを読み取ったりできる。
ただし、明確な意識を向けていない思考まで読み取ることは不可能。質問などを利用して強い意識を向けさせないと細かい読み取りはできない。
なお、能力者の能力行使に関する思考は良く読めない。能力は個々人のものであり、電磁波が画一化されているわけでもないので。
また、電気系能力や精神系能力などを持っている相手もよく読めない。電磁波を読もうにも能力による電磁波の影響などがあるため。こちらはあまり能力強度には左右されず、レベル2もあればほぼ読めなくなる。
【概要】
白帝学園高校の3年生であると同時に、主として神経系の研究を行う研究者。18歳。
非常に口数が少なく、まともに喋ることはほとんどない。流石に授業などで必要であれば別だが。
ゴスロリファッションとSFが好き。
実は「学園都市には凄いサイバーなものがあるんだろうなあ」と胸を躍らせて来た。思ったより普通でがっかりしたが。
で、それを先生に相談したら「無いなら自分で作ればいいじゃない」みたいなこと言われて開眼。
ゴスロリ衣装とサイバー感を組み合わせた全く新しいってほどでもないファッションを考案した。ほとんどコスプレ状態だけど。
……が、その過程で「無口キャラとか格好良いよね」とキャラ作りなんかもやってたらいつのまにか割とガチで相手を見て話せないレベルに内向的になった。
仕方ないので単なるコスプレ衣装だったゴーグルをモニタに改造。そしてモニタで人と話すために脳の電磁波から意思や言葉を読み取るための研究を行った。
その結果として、無事に意思表示用の脳電磁波デバイスとしてモニターを完成させた。本人としてはサイバネ感も出せるし一石二鳥、などと内心喜んでいる。
また、脳電磁波からの意思取得を研究した副産物として能力によって擬似的に相手の思考を読む技術まで身につけた。
とはいえ普段から脳電磁波まで認識するのは面倒くさいので、通常字の能力使用は視界範囲内の可視光認識にとどめている。視界方向200m先までの範囲にある可視光すべてを認識してる状態。
あと「サイバーなキャラが戦えると格好良いよね」とか考えたため、キャラ作りの過程でちょっとした格闘技術を嗜んでいる。
腕は平凡以下で、当然ながら一般的な風紀委員にも劣る。ただし能力を使っている場合は別で、擬似的な読心と併せて結構強くなる。
まあ心を読んでも対応できない限界はあるので、肉体強化能力者を含む人類の限界を超えたような運動能力を持つ相手にはまず勝てない。
【特徴】
私生活では、なんかサイバーなゴーグル型のモニタを着けたゴスロリ少女。学校では単に無表情な少女。
背丈は低く外見的にもロリ系で、髪は黒色ぱっつんのロング。瞳の色も黒。
概要通り無表情で無口。相手に意思を伝える時はゴーグルに文字が出るほか、合成音声を発したりもする。文字列は画面上を右から左へスクロールする。
ちなみにゴーグル型モニタは単なるモニタでしかないので、装着すると前が見えない。彼女は能力を用いて問題を解決しているが。
【台詞】
「…………」本体はしゃべらない。そりゃもう何があってもってレベル。とっさの悲鳴とかは別として。
《コンニチハ.ワタシ ハ,シノ=シノノイ デス.》合成音声+文字列の表示。口調までは取得できないため英語の教科書みたいなですます口調。趣味もあるが文字も半角カナか英数字のみ。
《コノキャラハ,キャラヅケ デス.ナオス ツモリ ハ,アリマセン.Do you understand?》思考を読み取って文字を表示しているため、任意的に諸外国語に変換可能。ただしあまり難しいのは無理。学園都市製なので現実よりはかなりマシ。
《Gothic-Lolita ノ ヨサ ガ ワカラナイ...モノ ノ カチ ヲ シラナ ノ デスネ.》ゴスロリ大好き。ついでにサイバネちっくなのも好き。
【SS使用条件】
いじめないであげてね☆
最終更新:2014年03月18日 07:32