【名前】赤木 巴(あかぎ ともえ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】『粉砕隔壁(ブロークンプレート)』 Lv4
【能力説明】
念動力系の一種。防御に特化した念動力である。
大きな特徴は、念動力に多く見られる、一つの大きな壁だけではなく、
三次元ジグソーパズルのように、細かく分かれたブロックで構成された念動力の壁を生み出せる事。
この念動力の壁は、本人の研究で編み出された立体的な経路を持ち、
これが消波ブロックと同じ原理によって、流体による衝撃を大幅に緩和する。
ブロック単体で発揮される防御力は銃弾を防ぐ程度の物だが、
理論上、構成されたブロック壁は、観測史上最大のハリケーンの中でも優雅にお茶が出来る程の効果を発揮する。
また、ブロック間の粗密をある程度操作することが可能で、これを利用して、
接近戦では相手を招き寄せてから身動きを取れなくする、などといった行為も可能。
射程は10m程度で、念動力の例に漏れず手元で作成した物を飛ばして配置する形をとる。
【概要】
白帝学園高校に所属している、女子高校生。現在二年生。
専攻は念動力と物理学、特に流体力学で、念動力そのものを流体として捉えること、
また、念動力で流体に干渉する事について独自の研究をしている。
彼女の能力は、そんな研究の過程で作り上げた一種の発展、応用手段であり、
時が来れば、その思考パターンや演算を公開し、念動力の基礎技術としたいと考えている。

生粋の学園都市人間であり、学園都市の発展こそが人類の未来を作ると考えている。
そこで重要になるのが自分達能力者であり、その成長の為ならばどんなリソースも支払うという考え。
相手が低レベルであっても自分のノウハウを惜しみなく提示し、逆に低レベルの人間からも、
独自の思考、独自の視点を吸収し、自分の物とする。
一見すれば無関係に思える別のカテゴリの能力者とも、様々な意見を交わしている。

彼女がそのような――学園都市主義――になったのは、
学園都市に来た幼い頃から目覚めていた、その能力によって、彼女と彼女の友人が救われたからである。
自分が手にした能力が他人を救うことの出来る力であるという実感は、彼女の精神を、現在の方向性に固定した。

混じりけのない『純粋』な人間であり、直向な努力と、その真っ直ぐさは、ともすれば嫌味に写ってしまう事もしばしばある。
だが、悪意を――時には物理的な物を伴うそれをぶつけられたとしても、これまで彼女の精神は全く揺らいでいない。
学園生活でも、殆ど毎日のように様々な能力者の元を訪れては、半ば強制的に能力談義を行っている。
勿論、彼女に教えを請うことで、能力が少しだけ使いやすくなったとか、そういう実感を得られた者もおり、
そういう繋がりから彼女の根底にある優しさに触れて、友人として接している人間も多い。

最近では、白帝学園中学1年生のケリィ=エイトビットに注目しており、
彼女が持つ独特な念動力の秘密を解き明かそうとダイレクトアタックを行っている。
【特徴】
やや赤が混じった黒髪。ショートボブ。身長は高校二年生にしては低い方。
着用している制服はやや大きめのもので、手のひらが隠れるほど。
感情表現や発言を、身振り手振りを交えて大きく表現する癖がある。
【台詞】
「私達は、真の意味でこの地球の未来を背負ってるんだよ! これはスゴイことなんだから!
 私はもっと色々勉強して、この力を使いこなせるようになりたいし……私だけじゃなくて、皆がそうなって欲しいって本気で思ってる」
「お待たせー! 待った? いや、待ってなくても良いんだけどさ! 今日もお話聞かせてよ!
 君の能力は特別だから、どういう風に世界を見ているのかが気になるのさ」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2014年03月26日 05:38