【名前】綺織黒船(あやおり くろふね)
【性別】女
【所属】科学
【能力】思念絶縁(アイソレーション) レベル3
【能力説明】
触れている物体に残留している思念を観測及び操作する能力。思念使いの一種。
操作できる残留思念は物体表面で観測されたものに限定され、物体に根付く思念の排除は不可能。
一般の思念使いとの主な相違点は彼女のAIM拡散力場そのものに残留思念を弾く効果がある点であり、
能力として発現する際に彼女自身の思念の拡散や同じ思念使いによる干渉を防ぐことが可能になる。
思念使いによる干渉についてはレベル3以上の場合は直接彼女の体に触れていれば干渉できるが、
レベル2以下の場合は直接触れていても彼女が能力を行使している限り干渉できない。
レベル4による接触不要の干渉の場合は彼女の思念を観測できても、干渉はできない。
また思念を介して精神の変容を抑えており、強固な『自分だけの現実』を構築しつつある。
能力の展開可能範囲が狭いものの、演算及び干渉能力は大能力者に匹敵するとされている。
そのため今後順調に成長すれば強度もまた一つ上がる可能性がある。
【概要】
白帝学園中学に在籍。中学3年生。
綺織白良の妹。幻想御手の使用者。
少し前までは無能力者であり、意志薄弱で姉に依存ばかりしている自分自身を変えたいと強く願っていた。
その切欠として幻想御手に手を出すことになり、他者の思考パターンを強制的に受容したことによる
トラウマによって能力が急激に成長。結果的に反骨精神と並外れた行動力を併せ持つようになる。
また誰の力も借りずに強能力者となった姉に対しては、依存しないが尊敬する気持ちは今でも変わらない。
特に名門である
霧ヶ丘女学院への進学時には大枚を叩いて購入したブランド物の財布を贈り、門出を祝った。
開花した能力を使用して初めて姉の思念を読み取ったことにより、彼女の日常は崩壊した。
姉が男性恐怖症を患っていることは知っていたが、その原因が痴漢にあることを初めて知ったからである。
この時姉のこれまでの苦労を知らなかった自分自身への怒りで暴走。姉に代わって復讐を決意する。
姉そっくりに変装して痴漢達を誘き出す作戦は見事に成功し、問答無用に半殺しの目に逢わせた。
その時運悪く右目を負傷してしまうが、姉の心労を増やしたくないと思い、今日まで隠し続けている。
その事で却って心配している姉に問い詰められても一切口を割らなかったために関係が悪化。
以来親しい姉に対する自分自身の思考すら真面に伝えられない現状と真剣に向き合うため、
また痴漢に対する暴力行為を裏の人間に目撃されたことで、学園都市の『闇』に触れ始めた。
【特徴】
身長162㎝,体重49㎏。姉と同じ暗褐色の髪であり、現在は肩にかかる長さの短髪にしている。
白く綺麗な肌とスラッとした体型からは想像できない程の頑健さと精神的タフさが売りであり、
精神修行と称して挑んだ第二一学区の山々で危うく遭難しかけたが、何とか生き残っている。
また最近になって右目を義眼にしようと試みるが失敗し、眼球保護のために眼帯をつけている。
【台詞】※喋る前に一息つく癖がある。
「ふぅ…遅れてすみません。近くで可愛い子猫を見掛けたもので。ご覧になりますか?」
「白姉には、まだ会えません。それに私が望んだとしても、白姉は会ってくれないでしょう」
「アッハハハハ!アンタみたいなゴミ虫以下の存在なんて簡単に消しちゃえるのよ!」
【SS使用条件】
特に無し
最終更新:2014年04月07日 22:03