【名前】枸橘万葉(からたち かずは)
【性別】女
【所属】科学
【能力】神経使い(ニューロマンサー) レベル4
【能力説明】
電子制御系能力の一種であり、クラッキングに完全特化した能力。
特に生体電流を操作し、神経系を介した情報伝達に干渉するのを得意とする。
意識の流れの操作や神経伝達物質の分泌干渉などの応用も長時間に亘る調整で可能となるが、
精神系能力や肉体系能力のように短時間で期待できる効果を得るのは難しい。
加えてあくまで電子制御系能力であるため、対象から得られる観測情報も限定的なものになっている。
寧ろ内部から神経ネットワークシステムを破壊、又は改竄するのがこの能力の真骨頂と言える。
また人体に対してのみではなく、電子機器に対するクラッキングも勿論可能である。
空気中に電気を走らせることも一応可能だが、同強度の電撃使いに近い出力と優れた指向性は得難い。
この場合強能力者並の出力が限界であり、対象から遠く離れた位置での精密な遠隔操作は不可能。
【概要】
霧ヶ丘女学院に在籍。高校2年生。元はとある暗部組織に所属していた。
ハッカーとしての高い技術や知識を持たず、暗部では能力の対人特性だけを特に評価されていた。
そのため専ら要注意人物に対する尋問や脳神経ネットワークを介した破壊工作などを担当。
暗部解体後は人質となっていた友人が行方不明となったことを知り、元同僚の
雛臥嵯鳥に相談。
以後は彼女のパートナーとして再び裏の世界に踏み込み、友人の行方を追っている。
気の優しい性格。その性格が仇となり、浚われた友人を助け出すために暗部入りを果たした。
暗部所属時に行われた尋問では巧みな話術のおかげで能力をあまり行使せずに済んだが、
それでも破壊工作により壊した人間は数多く、今後一生かけて罪を償っていく決意を固めている。
その決意の現れとして休日には雛臥嵯鳥が裏から解放した置き去りの子供達の面倒を見ている。
子供と接するのが大好きであり、将来は保育士や学校の先生になることを望んでいる。
目的のためには手段を選ばない非情さを持つ雛臥と手を組んでいるのは状況が為せる業であり、
雛臥とは暗部加入から解体後も共に対立し、一時は彼女の精神を崩壊寸前まで追い詰めたこともある。
そのため相談を持ち掛ける際にはかなり悩み、最終的に彼女から協力を要請される形で相談をする。
以後は彼女の抑え役として働いたり、敢えて話し合いで解決する場を設けたりと尽力している。
また最近はハッカーに必要な技術と知識を大方吸収し、独自に情報を集められるようになってきた。
【特徴】
身長166cm,体重52kg。緑髪ロングヘアー。邪魔になるときに限り赤いリボンで結んでいる。
黒色の瞳。縁なし眼鏡をかけており、見た目は高校生相応。面倒見の良いお姉さんのような印象。
赤色のレザージャケットを愛用。下には制服を着込んだり、お好みのショートパンツを履いたりもする。
【台詞】
「まるで死んだみたいに言わないで!…きっと、きっと会えるはずよ」
「アンタはそこで黙って見てればいい。前からコイツだけって決めてたの。私自身が手を下すのは」
「ふぅ、どうやらお別れみたいね。また縁があったら、一緒にお茶でも飲みに行きましょう」
【SS使用条件】
特に無し
※友人の設定に関しては自由に考えて下さって構いません。
最終更新:2014年04月09日 19:55