【名前】天内 憂(あまない うれい)
【性別】男
【所属】科学
【能力】『螺旋力場(スパイラルフォース)』 Lv3
【能力説明】
念動力系の能力。能力者の身体表面を流すように力場を動かす事が出来る。
特に、螺旋を描いて流れる念動力は、近接戦闘に置いては敵の攻撃を受け流す盾となり、
全身を流れた後に末端に置いて一点に収束した念動力は鉄すら容易に穿つ程の威力を持つ。
これらの念動力の動かし方の基本理念は、中国拳法の「纏絲勁」を基本としたもの。
他にも地面を滑るように移動したり、体表を滑らせて物を飛び道具のように飛ばしたりも可能。
射程距離を極端に限定しているためか、レベル3にしては破格の出力であり、
全力状態の彼に下手に接触すれば、人体程度ならミキサーに突っ込まれたようにズタズタになる。
【概要】
白帝学園中学三年生。能力格闘部という独自の部活の部長をしている。
能力格闘部は、その名の通り能力と格闘技を組み合わせた独自の戦闘術を編み出して扱う事を目的とした部活。
純粋に(ある種スポーツのようなものであるが)戦いの中で能力の成長を促すというもう一つの目的も存在する。
他の武道系部活と異なるのは、あくまで能力がメインであり、そして基本的には対人を想定していない、ということにある。
……勿論「建前」であり、実戦で通用するような技術を全員で研究したりもするが、鍛錬と実践の基本は「試し割り」。
コンクリートブロックや、自動車、廃棄された駆動鎧等を打ち壊せるように日々鍛錬を積んでいる。
学園に入学当時、所謂「やんちゃしてた」系の学生であり、
自分がエリートであるという自負と、レベル3というそこそこ扱える能力を笠に着て、傍若無人な振る舞いをしていた。
そんな時に彼をボコボコにしたのが、能力格闘部の当時の中学部部長であり、それを切っ掛けに能力格闘部に在籍する事になる。
元部長も中国拳法使いであり、それに追いつこうと中国拳法を学び始める。
当時は漫然と念動力を放出しぶつけるだけの能力だったが、中国拳法を学ぶ内に「捻る」事、「滑らす」事を覚え、
念動力もそちらの方向に特化していくようにコントロールを緻密にし、現状に至る。
今も昔も「自分が特別である」という考えは変わっていない。
ただし、元部長との出会いによって、「特別だから他人を見下す」事から、「特別だから自分を磨く」方向にシフトしている。
部長として、部活の方針としても、そのモットーを掲げているようだ。
現在、元部長は白帝学園高校に在籍しており、高校でも能力格闘部に在籍している。
元部長――「彼女」に対して特別な気持ちを抱いているが、「勝ったら告白する」と決めてから二年以上一度も勝てていない。
【特徴】
身長はやや高めで、格闘技向きの鍛えられた体つきをしている。
能力を使って腰まで有る髪の毛を捻じり、一本のロープのようにして纏めており、これを武器に使うこともある。
【台詞】
「『人をぶっ壊す力の使い方』って点に関して言えば、誰よりも格闘家が詳しいんだよ。
体を鍛えるだけじゃねえ、そいつをどう使えば効率的に『壊せるか』って事に関して・・・悪いが『本職』だぜ」
「テメェの事を特別だと思うなら、他人を見下さずに、テメェを上げろ・・・・・・ってな。俺が言われた言葉だぜ。
ショックだったが、だからこそ今の俺が居る」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2014年04月12日 20:44