【名前】ギャッツビー=ライオノート
【性別】男
【所属】科学/暗部
【能力】流体反転(フロートスイッチ) レベル4
【能力説明】
泡浮万彬の『流体反発』と同系統の浮力操作能力だが、強度が上な分こちらはより自由度が高い。
基本は同じで、自身とその周囲の浮力を増減させることができる。浮力の変化幅は泡浮よりも大きく、
自身の浮力を増す事で何の支えもなく空中に浮揚したり、大型トレーラーなどの大質量も浮力を上げて持ち上げられる。
逆に周囲の浮力をゼロにすることでナノデバイスを墜落させたり、飛び道具を失速させる事ができる。
『流体反発』にはないこの能力の特徴として、浮力ベクトルの操作能力がある。即ち『強さ』のみならず『向き』も操作可能。
増幅した浮力のベクトルを変更する事で自身や周囲の物体に疑似的に推力を付与する事ができ、静止状態からの移動や投擲など汎用性は更に高い。
【概要】
第一四学区の高校に在籍する三年生で、イングランド系アメリカ人の留学生。アメフト部で活躍する学園の人気者。
イギリス・アメリカ・カナダ・オセアニアといった英語圏出身者によって構成されるコミュニティに属し、そのまとめ役を務めている。
アメリカ人らしくリベラルな性格で破天荒とも取れる行動力と他人を惹きつけるカリスマがあり、常にコミュニティの中心にいる存在。
親しい友人達とよくつるんでは、新しい事・面白い事を求めて享楽的な日々を過ごしている。また連夜のパーティを催すなど派手好きで女好き。
同じコミュニティにはデイジーという中学生の妹が所属しており、彼女の前では努めて『模範的な良く出来た兄』を装っている。
裏の顔は暗部組織『プライド』の四人の正規メンバーの一人。必要な時は『(ジェイ)』という偽名を用いて活動する。
プライド』には正規のリーダーは存在しないものの、個性豊かなメンバーの間を取り持つ潤滑油的な存在として実質的なまとめ役として機能している。
しかし小難しい作戦を立案するのは性に合わないらしく、頭脳面での司令塔役は他に任せ自身はあくまで実戦担当として動く。
暗部に堕ちた理由は本人曰く「闇の世界じゃありふれ過ぎてて涙が出そうな話」らしい。しかし上からのオーダーに従順な内は身の回りの人間が脅かされる心配はないし、
暗部の汚れ仕事で稼げる法外な『報酬』や、顎で使える下部組織の連中といった『権力』を手に入れた事で今の境遇にさほど不満はない。
暗部に堕ちてからも『表』の世界では普通の学生として過ごしているが、『プライド』の業務を常に意識し身内の敵に目を光らせている。
その標的がかつて夜会で杯を交わした相手であっても、裏切り者には死を以て贖わせる酷薄さは普段の彼からは想像もつかない。だがこちらが彼本来の性質なのかもしれない。
【特徴】
イングランド系アメリカ人のコーカソイド。身長188cmと大柄な体格で、アメフトで鍛えた鋼のような肉体を誇る。
ライオンの鬣のように荒々しく逆立てた金髪と、碧く澄んだ瞳、並びの良い白い歯が特徴的な美青年。高校生だが酒や煙草を嗜む。
私服はダメージジーンズにスカジャンというラフな格好を好むが、パーティや合コンの会場ではゴールドを鏤めた豪華な衣装を着る事も。
暗部活動時はエルヴィス=プレスリーを彷彿とさせるジャンプスーツ(但しカラーは漆黒)に、星条旗の描かれたバンダナで口元を覆っている。
【台詞】
一人称は「オレ」。親しい友人はファーストネームで呼び捨てにするが、それ以外は「Hey,ブラザー」や「Hey,カノジョ」など大雑把。
「Hey,ボブ。ちょいと一服すっから、火ィ貸してくんねーか? へへ、悪ィな。それで今夜のパーティの件だがよ、カワイイ娘たくさん連れて来いよ、な?」
「ボブッ! 車ァ回せッッ!! 警備員(コップ)どものお出ましだぜ。畜生、やっぱ打ち上げ花火は無茶だったか……こんな時はそう、逃げるが勝ちってなァ!!」
「デイジー、しばらく振りだな。学校はどうだ、楽しいか? 何か困った事があれば、何時でも兄ちゃんに言うんだぞ。すぐ駆けつけてやるからな。オレ? オレは大丈夫だ。心配するな」
「身内の恥を雪ぐ、それがオレ達に課せられた使命だ。そう、『プライド』の名に懸けてな……、ダーメだ。やっぱこの決め台詞はないわ、これ考えたの誰だよ小っ恥ずかしいんだよ」
「あーあ、オマエとはこれからもイイ感じにツルんでよ。孫の自慢話でもしながら昔話に花を咲かせるもんだと思ってたよ。ま、悪く思うなよボブ……。裏切ったテメェが全部悪ィんだからな」
【SS使用条件】
特にない

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最終更新:2015年03月08日 23:09