【名前】天衣雪音(あまい ゆきね)
【性別】女
【所属】科学
【能力】精神再生(サイコヒーリング) レベル4
【能力説明】
対象となる人物の不安定な精神状態を安定した状態へと回復させる能力。精神系能力の治癒特化型。
例えば夢にまで出てきそうなトラウマを植え付けられた場合はこの出来事に関する記憶は断片的に残るが、
精神的損傷の修復により傍目何事も無かったかのように安定した精神状態へと瞬時に回復させることができる。
彼女自身は無意識の内に展開されているこの能力のおかげで常に安定した精神状態を維持することができるが、
その損傷が逆に重要な体験であった場合に備え、記録媒体に補完させるように様々な機具を持ち合わせている。
また同様に能力によって認識や感覚、記憶等に干渉された場合も同じ精神系能力の干渉であれば回復可能である。
回復速度は非常に安定且つ迅速であり、精神攻撃以外の手法で怯ませることでしか回復を止める方法はない。
因みに脳震盪や脳機能の障害からくる精神疾患等には仮に後天的であったとしても対処できない。
加えて他者に対する干渉能力は低く、対象がレベル3以上の精神系能力によって不安定な精神状態となった場合、
完全に治癒するには少なくとも数週間単位の膨大な時間を費やすことになる。
【概要】
葵葉中学付属高等学校に在籍する高校2年生。
常盤台中学の卒業生。
身の毛のよだつ都市伝説や怪談が大好き。同校ではミステリ研究会という部活めいたものを運営している。
高校入学後は学業より此方の研究に傾注し、将来有望な学生を引込むために近隣の中学まで足を運ぶことも。
特に母校である常盤台には積極的に出向いており、進学を希望する後輩を中心に勧誘を行っている。
彼女自身は一時期
唱和園高校の新聞部が取り扱うような噂話や超弩級の都市伝説に熱心に取り組んでいたが、
「火消し役」の迅速な対応によって必要な情報が開示されることなく解決する事例が数多くあったため、
現在では唱和園高校以外で生じた都市伝説や比較的古い歴史を持ち、純度の高い怪談について研究している。
睡眠時に本人の意識とは関係なく行動することがよくあり、周囲の人間を迷惑沙汰に巻き込むことでは有名。
特に片思いをしていた男の子と何の前置きもなく朝チュンを迎えてしまうという出来事は大惨事であった。
能力のおかげで一生ものの心の傷は残らなかったが、彼女の身体に残ってしまった傷は恐らく一生治らない。
このときから異常行動に関する研究を本格的に行うようになり、その結果この世界に入ったと言える。
昨今は下記の理由で完全解決を後回しにしており、いつまた誰かを襲っても不思議ではない状況である。
因みに本人の性格は大体真面目できちんとした貞操観念を持っており、普段は身持ちも固い方である。
時には年頃の女の子のように研究会のメンバーで(勿論男子禁制で)恋愛について語り合うこともある。
また無意識に行動する際は複数の人格に分かれ、臆病な性格から暴力的な性格にまで多様に変貌する。
但し6時間以上の睡眠を取らなければこのような異常行動は起きず、現在は普通の生活を送っている。
【特徴】
身長162㎝,体重50㎏。腰まで届く銀色の髪と常に持ち歩く革製の鞄(撮影用の穴有り)でよく知られている。
祖父がロシア人というクウォーター。プロポーションは悪くないが、小さい胸を気にして手を当てる仕草で嘆くこともしばしば。
極度の寒がりでもあり、季節に関わらず年中冬服で過ごしている。登下校時にはマフラーや手袋も着用。
【台詞】
「みんなが私の名前を好き勝手に付けます。怪談の種になるかもしれませんからあなたもお好きにどうぞ」
「気の迷いは自分自身で解決すべき問題です。私が傍にいますから、心ゆくまで悩んでください」
「ムフフー、この程度で疲れるとはまだまだ修練が足りませんね~。これから手取り足取り教えてあげますよ♪」
【SS使用条件】
特に無し
最終更新:2014年09月14日 02:19