【名前】綺羅淑美(きら よしみ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】幻惑迷彩(ラズルダズル)レベル2
【能力説明】
光学系能力の一種で触れた物体1つに限って様々な迷彩を施す事ができる。極端に大きな物は1つであっても迷彩を施す事はできない。持続時間は2日程度。
【概要】
七狩野高校2年生。刀河燐らと共に「過酷な能力開発に耐えうる強靭な肉体を作成する」という名目の下に作られた試作薬品の実験に参加し、予測値を大きく上回る適正を示した3人の被検体の内の1人である。
陸上競技における長距離種目を専門とする少女だったが、中学に上がった途端酷い喘息を患い競技から離脱を余儀なくされた。
試作薬品の実験に参加したのも、もう一度陸上競技に復帰したい一心だったから。喘息というリスクを抱えながら参加した結果、見事適正者の1人となった。
喘息は完治し、それどころか筋肉繊維と心肺機能が著しく強化された。同年代の海外有望選手に引けを取らないトップクラスの陸上選手となった奇羅は更なる高みを目指して毎日七狩野でトレーニングに励んでいる。
ただ、試作薬品の副作用としてよく口内炎を患うようになった。奇羅本人はバランスの良い食物摂取を心掛けているのだが、どうしても定期的に口内炎が発生し完治まで2週間程掛かる。
1ヶ月を4週間として2週間は異常無し、別の2週間は口内炎に苦しむというサイクルがずっと続いている。運の悪い事に陸上大会に参加する時は大抵口内炎を患い中である。
走っていると何度も口内炎から激痛が走り、ゴール手前で(口内炎の痛みで)涙ぐみながら優勝のゴールテープを切るのが半ばお約束となっており、付いた渾名が「涙脆い七狩野の綺羅星」という何とも感想に困るものとなっている。
同じ学年の刀河燐とは試作薬品の実験に参加し、互いに適正者となった経緯から自ら話し掛けた。今では下の名前で呼び合う程の友好関係を築くまでに至っている。
但し、刀河とは違いあっさり目の味を好む綺羅は辛い食べ物が苦手。刀河の大好物である唐辛子たっぷりの激辛麻婆は綺羅にとっては悶絶もの。
口内炎患い中に食べようものなら激痛と激痛が絡み合い失神する事間違いなしである。というか一度経験済み(辛いものが苦手だと告白しておらず、笑顔で自身の大好物を勧める刀河の落ち込む顔を見たくないと思ったが故の必然的失神。後に謝罪と共にきちんと告白し、それからは互いの味の好みを尊重している)。
何故か白昼堂々帯刀している刀河が風紀委員や警備員に補導されないように自分の能力で刀河の刀に迷彩を施している。
一度胸の事でブチ切れる刀河の為に彼女の胸へ迷彩を施そうとして激怒した刀河と一週間に渡る大喧嘩をした事がある。
空気が読めず、また空気を読もうとすると妙なところでトチる綺羅の性格が如実に出ている一幕である。
【特徴】
162センチで筋肉質の体。胸はCカップ。色素の薄い茶髪で左右の後ろ髪を輪ゴムで縛って両肩付近へ二つ結びのおさげとして垂らしている。趣味=筋トレ・マラソン・朝のジョギング。
【台詞】口内炎発症中は上手く喋れなくなる。
「や、やっひゃあ~。優勝ひゃあ~!」
「もっと……もっと…もっと上へ!あたしはまだまだ上へ行ける!上を目指せる!だったら行くっきゃないでしょ!」
「どうして燐は怒ったのかなぁ?胸の小ささを指摘されてあれだけキレるんだったら、その胸に迷彩をかけて一度でいいからあたしくらいの大きさに見えるようにすればいいのに」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2015年11月23日 00:37