【名前】滝ヶ街 火凛(たきがまち かりん)
【性別】女
【所属】科学
【能力】超音籠手(ブレードメイカー)レベル2
【能力説明】
手に持った物に高周波を流し込み、物体を高速振動させる音響系能力。
能力名から分かる通り、ほぼ刃物にしか効果を成さないので、使用用途を刀剣類に絞っている。
【兵器】HsSM-12/HsIE-09/HsAC-04
【兵器説明】
刀を瞬時に作成する『鞘』『柄』『マガジン』の3つで1セットの兵装。
『マガジン』には液化処理が施された材料が納められており、これを『鞘』の側面部に差し込む事で材料を注入する。材料注入後に『柄』のトリガーを引く事で刀身の作成が開始され、2秒程で作成が完了する。
刀身の作成中は『鞘』と『柄』の連結がロックされ、切り離す事ができない。
また、刀身が破壊されても材料を鞘に入れ、再度『柄』と『鞘』を連結させてトリガーを引けば刀身は修復される。
作成される刀身は基本的な70㎝程の物。
視界に捉えた事象を観測・解析し、次の事象を予測する義眼。
内部にAIが組み込まれており、これが解析と事象予測を行っている。
解析・予測結果は神経系を通じて脳に送られ、視界がモニターの様になって反映される。
最大3秒先までの事象予測が可能。
吸着機能と擬態機能を併せ持つ特殊戦闘スーツ。
首のチョーカー型受信機が神経信号を受けとり、任意の接触箇所を吸着状態にする事ができる。
擬態は接触箇所の色彩を解析して自動で行われるが、これも任意で解除する事ができる。
基本色は黒。
【概要】
唱和園高校に書類上在籍。1年生。
高度な戦闘技術を修めた者に対抗する為、世界中のありとあらゆる武術との戦闘経験を積まされた、対武闘者用戦闘兵。通称『武芸者殺し(ウォーテイカー)』。
『学習装置』によって、あらゆる武術の知識が詰め込まれ、その全ての対処法を会得している。
このデータの中には、素人や武術を齧った程度の人間との戦闘データも含まれており、俗に言う「素人特有のセオリーに沿わない読めない動き」という物も彼女には存在しない。
彼女に想定不可能といえる技は「どの系統にも属さない完成された我流」と呼べる物だけである。
膨大な量の知識を詰め込んだ影響で、幼児退行を引き起こしている。
基本的な知性が実年齢よりも10年は若く、言動は幼子のソレでしかない。
しかし、武芸者としての矯正を受けている為、戦闘に支障が出る感情は、一切表れない。
むしろ、彼女にとっては「戦い、殺す事が当たり前」なのである。
元々彼女は『置き去り』の一人であり、その時から右目の視力が無かった。
小学5年生の時に研究機関へと引き取られ、一度は(機械の目だと成長に支障がでるので)生物の目を移植された。
初期段階では、体力強化と能力開発のカリキュラムを平行して受け、基礎的な武術の鍛練も行っていた。
成長が一段落して遅滞化した頃に、右目を摘出して義眼を移植。馴染むまでの休眠期間として『学習装置』による知識の刷り込みを開始した。
終了後は、いままでのカリキュラムに加えて、基礎的な学習と、改良型戦闘
ドールを相手にした武術鍛練を続けている。
現在は、研究機関の居住施設で生活しており、任務と定期外出の月2回の時以外は施設から出てこない。
施設内は色々充実しており、割と娯楽には事欠かない模様。
彼女はほとんど、トレーニングルームにしか居ないが。
【特徴】
身長156㎝ 体重47kg 胸はやや控えめ
髪は腰まであるロングストレート(右目を隠す為に前髪が半分長い
【台詞】一人称は「私」
基本は丁寧語。幼児退行の所為で子供のような口調。
例:殺す→倒す 殴る→叩く 食事→ごはん
「えっと……貴方を、倒します」
「―――見えた」
「終りました。今から、帰ります」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2016年11月19日 20:37