【名前】湖前(こさき)
【性別】女
【所属】科学
【能力】『集音遠聴(サウンドズーム)』、レベル1
【能力説明】
周囲200メートルの音を感知する音響系能力。
広範囲の集音が可能だが聴覚情報処理が追いつかず、能力発動中ずっと音の洪水に晒され続けるという大きな弊害を持つ。
そのため雑音の除去、特定の音の増幅、音の大小によって増幅量を調整する等の補助を行う専用装備を用いて能力使用をサポートしている。
他、固有の能力とは別に、ガーベラの能力・『振動渦中(アーセレイションボルテックス)』の『中継地点』となる機能を与えられており、相互干渉によって破壊現象を引き起こす振動波を放射する。
【概要】
暗部で傭兵業を営む
ガーベラ=リボルトの直属の部下。及び、彼女の私兵部隊・『
残響部隊(ハウリングエコー)』の構成員。
部隊でのコールサインは『エコー0-3』。
『能力者の能力を利用した専用部隊の形成』をコンセプトとした実験の
被験者だった過去を持ち、ガーベラや『残響部隊』の仲間とはそこで初めて顔を合わせた。
不完全な能力制御を補うため、実験の一環で開発された研究チームからの支給品である専用装備を改良し、ヘッドギアとして今なお使用している。
実験中の事故により大幅に視力が低下してしまったものの、訓練によって他の感覚器官を鍛え、また能力を利用し音の反響を三次元的にイメージすることで空間把握を行っているため、日常生活動作には全く不自由がない。それどころか視覚以外の感覚は常人以上に鋭く、戦場で利点になることも。
人命が大量生産品のように使い捨てられる暗部において、自身はガーベラの『武装』として大切に扱われていることを自覚しており、ガーベラに全幅の信頼を寄せている。普段はクールだがアルコールが入ると甘えたになり、打ち上げの場では「可愛らしいスキンシップ」で済ませるにはちょっと憚られるレベルでベッタベタの様相を見せる。
【特徴】
小学生から中学生くらいの12歳ほどの少女。輪郭がぼやけて見えるかのような錯覚を覚える、影を思わせる独特の存在感を持つ。
実験の一環で体格や顔の造りを『平均値』に寄せて整形されている。人の記憶に残らないよう意図的に整えられた「無個性」。
まさに特殊部隊といった無骨な戦闘装備に身を包む。フルフェイスのヘルメットの中には能力補助装置のヘッドギアが収まっている。
私服は意外にもパステル調の可愛らしいものを好む。
【台詞】音量は小さいが不思議とよく通る声。口癖は倒置法。
部隊活動時はヘルメットのボイスチェンジャーを介し、エフェクト掛かった画一的な声音を発する。
『こちらエコー0-3。音の吸収・透過具合からして、かなり固い特殊建材。手持ちの火力だけじゃ多分ブチ抜けない』
『……、確かにわたしは手駒。でも代替可能な消耗品じゃない、あなたと違ってね』
「悪いけど、全部筒抜け。地獄耳なの、わたし」
「黙って。耳触り」
【SS使用条件】
ごじゆうに
最終更新:2016年01月17日 13:53