【名前】トルネンブラ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「狂気の楽隊」「偽本・死霊術書(ネクロノミコン=トルネンブラ)」
【能力説明】「狂気の楽隊」
クトゥルフ神話における『異形の神々』の一柱である白痴の邪神『アザトース』の周りで音楽を演奏し続けているといわれる陪神達を元にしたという魔術。
ピッコロ、太鼓といった楽器をフルートによる指揮のもと操り、美しいがどこか狂気を感じさせる音楽を奏でる。
この音楽には『偽本・死霊術書』の記述の一部が音のパターンに変換されて組み込まれており、聞いた者に多大な精神的ダメージを与える。
また、演奏のパターンを調整することで魔術記号とし、大規模な魔術を発動させることもできる。
行使できる魔術の例としては炎の塊を発生・操作する、暴風を巻き起こす、奇妙な怪物を象った何かの力の塊を召喚する、音波を利用した空間転移など。
「偽本・死霊術書」
彼女が魔術の世界に踏み込むきっかけとなった魔導書の写本。
『死霊術書』の写本の一つであり、原典の内『アザトース』の陪神について記述されている部分を抜き出したもの。
『毒』があまり薄まっておらず、一般の魔術師が見れば半分以上が発狂するという危険なシロモノ。
全頁を通じ楽譜に見たてて記述されているのが特徴。
【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。『アザトース』に仕える音楽の神『トルネンブラ』を自称するメイド服を身に纏った女性魔術師。
結社では主に日常的な雑務の処理や組織の維持管理等を行っている。

かつては将来を期待されたフルート奏者だったが、ある時父親が「演奏がうまくなる不思議な本」として手に入れてきた『死霊術書』の写本である『偽本・死霊術書』を読んでしまい発狂。狂気のままに家を出て魔術の世界に足を踏み入れ魔術師となった過去を持つ。
そのため、フルート演奏の技術は非常に高く、プロとタメを張れるレベル。とはいえ演奏するのは冒涜的なメロディばかりな上、結社のメンバー以外の人前に出ること自体がそもそも少ないため、その腕が活かされる場面はほとんどない。

一見すると優しげで物分かりのよさそうな女性だが、その実彼女の精神は過去に『偽本・死霊術書』を見た時からずっと狂気に呑まれたままであり、その優しそうな表情の裏にあるのは闇に住まう邪神への思慕以外にない。
邪神のために必要とあらば同じ結社のメンバーすら犠牲にしようとするので、大半の結社員からは警戒の対象にされている。
【特徴】外見年齢20代後半の女性。茶髪蒼眼。
上記のとおりメイド服を着込んでいる。
どんな時でも常に微笑んでいるが、本当にどんな時でも(大怪我をしようが人を殺そうが)微笑み続けるため非常に不気味。
【台詞】人の呼び方は〜様。やたらと紅茶を勧めたがる。
ラヴィニア様。こちらの紅茶をどうぞ」
「どうも、侵入者の方々。紅茶でもいかがでしょうか」
「落ち着いていただけましたか。さて、紅茶をどうぞ……あら、零してしまうなんてはしたない人ですね…うふふ…」
【SS使用条件】特になし

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最終更新:2016年01月21日 09:27