【名前】ダイアム=クレバリー
【性別】男
【所属】魔術
【能力】ハイヌウェレ型神話魔術
【能力説明】
世界各地に見られる食物起源神話の一つであるハイヌウェレ型神話を魔術として操る大地母神型魔術。
ダイアムがまず参考にしたのはインドネシアに伝わるハイヌウェレ型神話である。ダイアムは己の血とヤシの実などを材料にココヤシの木を模した魔術生命体を作り出している。
ハイヌウェレとしての魔術記号を付与された生命体は、植物における老廃物貯蔵庫の役目を持つ液胞的な器官を体内に形成しそこから陶器の皿や銅鐸などの宝物を排出する。
時間と供給される魔力や材料次第では霊装も生み出せるという一種の霊装開発装置の側面も存在する。
上記の魔術生命体は一箇所に留まるタイプ。ダイアムはもう一つのタイプとして、女性型の魔術生命体を作り出す。外見的には植物の皮を纏ったハニワのような風貌。
伝承として活用しているのはインドネシア神話のハイヌウェレ、日本神話の大気都比売神(オホゲツヒメ)、同じく日本神話の稚産霊(ワクムスビ)の三体。
稚産霊を除く二体は切り刻まれる事によって穀物が生じている伝承から、ハイヌウェレとオホゲツヒメは互いに切り合いながら穀物を生成する。
切り合いによって魔術生命体として限界に達したハイヌウェレとオホゲツヒメは一度死ぬ(=穀物になる)が、食物神を産み出した伝承を持つワクムスビの手によって数日後魔術的記号を付与した土の中に植えられた穀物の一部から再び生き返る(=作り出される)。
ワクムスビも五穀を生成する能力はあるが、普段はハイヌウェレとオホゲツヒメの監督役を務めている。性質上ダイアムによって特別に体を調整されており、限界を迎えて穀物に戻ればダイアム自身の手によって再び作り出される。
ハニワのような魔術生命体三体はいずれも以前の記憶を保持し続けている。これは脈々と受け継がれる遺伝子を記憶と解釈したダイアムの魔術式の結果である。
三体とも意思を持つ魔術生命体ではあるが、死んでも記憶を保持したまま生き返り、傷を負っても別に痛みなど感じないのでハイヌウェレとオホゲツヒメの切り合いは実に気だるそうな雰囲気を充満させる流れ作業と化している。
そこへヤシの葉をハリセン代わりにして地面を叩くワクムスビがツッコミを入れるのも日常茶飯事。植物の皮を被ったハニワ三体が織り成す奇妙奇天烈な光景は見る者へ何とも言えない感情を抱かせる。
【概要】
魔術結社『
多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』の構成員。魔法名『母なる大地は人々にかけがえのない恵みを齎す(australia555)』。30歳目前の20代。
非戦闘員ではあるが、海上を旅する『ハワイキ』内に様々な穀物を供給する魔術師として重宝されている。
変人として有名。ある時は『ハワイキ』の一角に拵えた特性大型ハウスで一日の大半を過ごし、延々とハニワ型魔術生命体や穀物と語り合っている。
ある時は自ら鍬をもって耕した畑の土へうつ伏せになり、土の感触をとことん味わい尽くしながら独り言を垂れ流す。
ある時は魔術生命体と共にボケ&ツッコミの嵐を奏でながら他の魔術師から依頼された霊装が無事に出来上がるかどうか他人事のようにドキワクしながら待ち構えている(上手くいってもいかなくても終始あっけらかんとした態度に終始する)等奇行が激しい。
少数民族が暮らす所は文化レベルが低く、戦争や疫病、飢餓・飢饉によって満足いく食生活を送れない人達も数多くいる。ダイアムもそんな人間の一人だった。
大人子供問わず、餓死する者達を多く見て来たダイアムは魔術師として国際機関の手の届かない場所で暮らす少数民族の人達に食糧支援を行っている。
現地へ赴き手渡しで食料の配給を行ったり、現地に適した穀物栽培の手法の手解きを行ったりと精力的に活動している。
魔術師として戦闘方面はとある例外的手段を除きからっきしだが、戦闘面で役立たなくとも己の魔法名に刻んだ信念を貫く事はできるとダイアムは考えている。
その信念故か、魔術を敵対する魔術師との戦闘手段としか捉えていない魔術師が余り好きでは無い。特に魔女狩りや宗教裁判など対魔術師に特化したイギリス清教『
必要悪の教会』は穏健的なダイアムにとって珍しく「嫌い」の一言で切って捨てる存在である。
料理の腕は一流シェフ並。『ハワイキ』でダイアムがメンバーへ料理を振る舞う際は強硬派・穏健派問わず長蛇の列ができる。
【特徴】
手ぬぐいを頭に巻き、白のタンクトップを何時も土で染めている。ジーパンの長靴、ココヤシの葉を編んで作った帽子を被り開墾用の鍬を持つ姿は魔術師というよりも農家の人間。
172センチ70キロ弱。ボサボサの金髪に日に焼けた肌。鼻下と顎からは無精髭を生やしている。料理をする時は手編みの黒エプロン(ハニワの刺繍3つ付き)を着る。
とある例外的手段としてダイアムは両手と心臓の真上にある胸に魔法陣を刻んでいる。両手に刻むはハイヌウェレを殺した人間達へハイヌウェレを生み出した最初の人が作り出した呪いを術式化したもの。
魔術生命体ハイヌウェレを生贄にココヤシの木で出来た門に囲まれた結界魔術『アメタの呪い』を発動し、ダイアムを殺さず門を出た者は動物と化してしまう。
胸に刻まれた魔法陣はオホゲツヒメを生贄に発動する命を代償とする魔術『キリカク』。オホゲツヒメは稲荷神と同一視され、また稲荷神は仏教における荼枳尼天と同一視される。
荼枳尼天は人間の命の源である心臓を頂く代わりに死ぬその時までその人間に呪力を授けるとされている。
ダイアムは己の心臓を代償とし、結界魔術内に閉じ込めた敵を殲滅する為に荼枳尼天が操る自由自在の神通力を駆使し己の本懐を遂げる。
【台詞】
「あ~は~は~ん~~~は~ん。たったった~~~ん。ぷっぷっぷ~ぶっぶっぶ~とんとんとんととんとんとん~」←霊装開発中
「あ~は~土になりたい。生まれ変わったら土になって木々や植物を支え、恵みの養分を齎す母なる大地に私はなりたい。あ~は~」
「今日のメニューは私のオリジナルココナッツカレーだよ。大量に作ってあるから、どんどんおかわりしてちょーだい!」
「『必要悪の教会』?あ~あ~あの汚れ塗れの不潔組織の事かい?あんな存在の名前をこの口から吐くだけでも私は億劫になるよ。…アレはいずれとんでもない方向へ舵を切る事になると思うな。『極めて特化し過ぎた組織』が遅かれ早かれ難局を迎える事になるのは私達人類が歩んで来た歴史が証明しているからね」
【SS使用条件】
特になし
【名前】ハイヌウェレ
【概要】
ダイアム=クレバリーが作り出した三体の魔術生命体の一体。ハニワ三姉妹の中では三女的立ち位置。
三姉妹の中では最も活発的だがアホのハニワ。ヤシの花を模った飾りを頭に付けている。
【台詞】
「さぁさっ、頑張るんだ我が分身よ!あたしも華麗に舞い踊って応援するよ!ヒッヒッフー!ヒッヒッフー!」
【名前】オホゲツヒメ
【概要】
ダイアム=クレバリーが作り出した三体の魔術生命体の一体。ハニワ三姉妹の中では次女的立ち位置。
やさぐれダウナー系ハニワ。何時も悲観的でブツブツ愚痴を垂れ流している。蚕の繭を模った飾りを頭に付けている。
【台詞】
「何よその息遣い?出産じゃあるまいし。あぁ、何かムカついてきた。失敗しろー失敗しろー」
【名前】ワクムスビ
【概要】
ダイアム=クレバリーが作り出した三体の魔術生命体の一体。ハニワ三姉妹の中では長女的立ち位置。
三姉妹の纏め役にしてツッコミ系ハニワ。主人のダイアムにもタメ口を利く。偉そう。桑の葉を模った飾りを頭に付けている。
養蚕の神としてワクムスビは魔術で生み出した糸を操れるなど他の二体とは違って魔術戦闘を行える。とはいえ、専ら主人のダイアムの守護に専念する形ではあるが。
【台詞】
「うるさいぞハイヌウェレ。オホゲツヒメも。少しは静かにできな……あぁそうだった。ダイアムからして下手な鼻唄を歌ってるんだった。お前等、後でヤシの葉100回叩きな」
最終更新:2016年02月09日 00:19