【名前】ミスカトニック
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『死霊術書・魔叫凶典(ネクロノミコン・アル・アジフ)』
【能力説明】
『死霊術書・魔叫凶典(ネクロノミコン・アル・アジフ)』
英国に保管されている原典に及ばないまでも、劣化しているがクトゥルフ神話における神格の威力を再現できる。見た目は何らかの動物の皮を使った本。

「冷笑無貌(ナイアルラトホテップ)」
自在に形や大きさを変える暗黒の物体を召喚。
赤く輝く三つの目を持つ大蝙蝠、三つの肢を持ち鉤爪や触腕が伸び縮みする頭から触手を生やした怪物、ハイエナの体に禿鷲の体を持つ貌の無いスフィンクスなど。
様々な怪物に変化する、見た目を裏切り知能は人間を大幅に超える。

「沸騰混沌(アザトース)」
不定形の白いアメーバのような原生生物のような何かを召喚。
それは空間で爆発的に膨張して範囲内の物体を何もかも粉砕する。範囲は数kmは余裕。
見るだけで精神的に強烈な痛撃を受けるおまけ付。

他にもクトゥグアやクトゥルフ、ハスター、ヨグソトースなど数々の神格を降臨できる。
毒は極めて高濃度。魔術の覚えがある人間でも優秀でなければチラ見しただけで気絶するか発狂する。

【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の幹部。魔術の才能があり努力していた男。魔術名は『智を得る事で全てを収める(scio131)』
十字教徒がしていたような、他所の宗教の神や人を自分の宗教に取り込んで隷属させる方法を学んでみたり、特別に強力な魔道書を作り出して人、物、金を集めて世界の王者になろうとするなど。
微睡み誘う暗闇においては、分かり易い俗物といったような感じで、数少ない割と人間的な思考回路をしていた。
そこら辺を人付き合いが壊滅的な結社のメンバーに重宝がられたのか面白がられたのか定かではないが、幹部の立ち位置に担ぎ上げられて好きにやっていた。

危険を冒して死霊術書・魔叫凶典を奇跡的に開発したのは良いが、余りにも危険すぎるために、必要悪の教会のインデックスを真似て多重の精神防壁を張って抵抗しようとしたが
誰かからの人為的な悪意があったのか技術的に足りてなかったのか不明だが、処置には失敗、精神的に摩滅。現在は辛うじて人間の機能を保っているという有様。
今はバグったコンピュータと同じで、かつて自分がやっていた行動を繰り返すだけの歯車となっている。
それを他の構成員に誘導される事で、他結社との交戦の時に良いように使われている幹部と言うより兵器と同じ扱い。

現在は戦闘に立つ事が多く他の魔術結社から相当に恨まれているが、その中でも『多からなる一』からは昔から仇敵と言う認識で憎悪されている。
十字教徒がしていたような、他所の宗教の神や人を自分の宗教に取り込んで隷属させる方法を少数民族・部族の集まりの『多からなる一』に実験としてやろうとして彼等の逆鱗に触れた模様。


【特徴】三十路の金髪白人男性。見た目だけなら眼鏡にスーツのインテリイケメン。全く感情が無く無表情。じっとしてると死体と見間違うレベル。
喋る時は、人の話を聞いているようで聞いていないと言う対話が困難な有様。話が前後する時も珍しく無い。声音だけは穏やか。
自分の喋りたい事のみを喋り、しょっちゅう講義と称しては同じ事を何度も何度も喋る事がある。
動きはのっそりしており、走ると言う事は絶対にしない。魔術戦などの命のかかった戦いでも同じ。

【台詞】一人称・私/二人称・君/三人称・彼、彼女。
「この魔道書を記すにかけた人、物、金は膨大な量となった。かの物語のアル・アジフに匹敵する性能を持つに至るには概算で数百人と言う人間が必要だったが、それだけでは足りなかったのだ――」
「魔道書は完成したなら使わなければいけない、実証実験はすませるべきだろう」
「……ああ、そうだ。死霊術書・魔叫凶典の開発はまだ時間がかかるのか?後どれだけの人を使い潰せば完成に至るのだろうか」

「君達は勿論、君達の信奉する神々も私達に隷属する」
「これは十字教がやっていた事のちょっとした応用なんだがね、妖精に零落させるか悪魔に堕落させるかの良い所取りなんだよ、古代パレスチナにおいて信奉されていた神が現代でどうなっているかご存知かな?」
【SS使用条件】自由。

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最終更新:2016年04月09日 05:08