【名前】アレドラ=スキャンピノウ
【性別】女
【所属】科学
【能力】十字聖火(ゴッドブレス)
【能力説明】
任意の地点に発生した魔法陣から、炎が噴出する“魔術”。
炎の温度はゆうに2000度を超え、学園都市の尺度で言えば大能力に相当する。
ただし、発動の前には手に持った専用の『光る十字架』で十字を切る必要がある。
――というのは、全て彼女の妄想である。
いわゆる暗示型の能力者で、マーキングした箇所から炎を噴出する能力。
この場合、マーキングには十字架型レーザーポインタで投影した魔法陣が使われる。
十字を切るという動作も、一定の動作を行うことで思考をクリアにし、
演算の不純物を取り除くという意味合いが強い。
【概要】
神学校の
五月学園(神学研究部門ローマ正教書物研究科)に所属していた少女。
現在は除籍処分を喰らっており、落第防止のお世話になっている。
思い込みが強く夢見がちな性格で、平たく言うとキチガイ一歩手前。
自分を神の使徒だと本気で信じ込んでいるいるが、意外と社交的な性格であり、
『布教』と称して日中は出歩いている為(印象の好悪は別として)顔見知りは非常に多い。
なお、使徒を自称するわりに肝心の十字教の教義についてはわりといい加減。
というか、自分の信じることと異なる話は基本的に聞かない。
本人は至って善良(なつもり)なので、もしかしたらアジテートハレーションの時も
粗製濫造ヒーローの一人として出て来ていたかもしれない。
【特徴】
真っ黒いローブを身に纏った少女。下はシスター服だが、フードは被っていない。
ウェーブがかった肩くらいの長さの金髪で、目はどす黒く濁ったドブのような碧眼。
だいたい中学二年生くらいで、発育はそこまでよろしくない。
【台詞】たまに第〇章、××節、と言ってからそれっぽいことを言うが、全部適当
「第53章、9節、『溺れる者はまず助けよ』。話を聞くのは助けてからでも遅くありません」
「ロキの福音書にスカンジナビアの民への書簡があるでしょう? その56章1節の話ですよ」
「五月学園であれば私の信仰をより深められると思っていたのですが、どうやら私の信仰は既に深まりすぎていたようでして……私の正しすぎる真実は、他の方々にはまだ受け入れられなかったのです。ただ、誤っているとはいえ世の秩序はそれでうまくまとまっているのです。私は正しい情報により人々を渾沌に陥れる悪趣味はございません。だから、自分から引くことにしたのですよ」
「第1章、1節、『ここで退いたら全部終わり』。ああ! 神よ! 私の信仰をご覧ください!!」
【SS使用条件】彼女に正気は存在しません
最終更新:2016年03月23日 01:31