【名前】垢嘗・カナメ
【性別】男
【所属】魔術
【能力】垢嘗
【能力説明】
古びた風呂屋や荒れた屋敷に棲む妖怪であり、人が寝静まった夜に侵入して、風呂場や風呂桶などに付着した垢を長い舌で嘗めるとされる。
垢を嘗める以外には何もしないが、当時の人々は妖怪が現れるだけでも気持ち悪く感じるので、垢嘗が風呂場に来ないよう、普段から風呂場や風呂桶を綺麗に洗い、垢を溜めないように心掛けていたという。
『垢』には心の穢れや煩悩、余分なものという意味もある事から、体に付着した垢を直接嘗め取って貰う事で対象を心身共にリフレッシュさせる能力を持つ。
【概要】
風呂場や水場などに溜まった垢を嘗めるだけの実に無害な妖怪。通称カナメ。
家事の担当は当然風呂掃除。しかし溢れるサービス精神は掃除だけに留まらず、(希望者がいれば)古い銭湯の『三助』を彷彿とさせる流しで日々の疲れを癒してくれる。
特に親代わりの百鬼千化に懐いており、研究に熱中するあまり物臭になる彼を毎日強制的に風呂に入れるのがカナメの日課。父の背中を流す役目は誰にも譲るつもりはない生粋のパパっ子。
自身も相当な綺麗好きであり、日に三度は風呂に入る。……が、水道代と光熱費もバカにならないので最近ははま姉ぇから頻繁な入浴は控えるように釘を刺されてしまった。
【特徴】
黒い散切り頭、肌に若干赤みがさした華奢な少年。というか男の娘(10)。一応補足すると胸はぺったんこ。
赤い股引を穿き、赤く染めたサラシを腰から胸が隠れるくらいまで巻いている。まさに赤い三助といった出で立ち。
普段は普通の舌だが、垢を嘗める時だけ舌がとてもよく伸びる。
【台詞】
「パァパ、お風呂湧いたよ。……え、今日はいいって?そんなのダメに決まってるじゃない。一日の疲れはお湯に浸かってさっぱり洗い流さないと。これは世界の真理なんだよ、パパ?」
「はぁい、お背中流しますねぇ。大丈夫大丈夫、お風呂の事なら全部ボクに任せてくれればいいから。……くすぐったい所ありますかぁ、パパ?うん、我慢してくださぁい。そのうちキモチよくなってくるから」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2016年05月19日 00:12